独アウディ、自社の充電インフラに約1億ユーロを投資

業界ニュース

独アウディは、2022年半ばまでに、自社敷地の駐車スペースの10%に充電器を設置すると発表した。この取り組みは、ドイツ企業が実施する充電インフラプロジェクトとしては最大のものとなる。上記プロジェクトへの投資により、充電コンセプトのハードウェアとソフトウェアの設置および専門知識の取得に関して有益なスタートとなると同時に、新しいモビリティ分野の試験運用を開始することが可能になるとしている。

 

独アウディは、電気自動車の充電用に4,500以上の充電ポイントを設置する。インゴルシュタットの主要工場だけでも、最終的に設置される充電ポイントは3,500カ所に上り、ネッカーズルムには1,000カ所、ブリュッセルとジェールでも100カ所ほど設置する予定となっている。また、充電インフラは、メキシコのサンホセ チアパスの工場にも構築されるほか、すでにミュンヘン空港のトレーニングセンターに相当な容量の充電ステーションを設置している。プロジェクト全体の総予算は、最大で1億ユーロに達するという。

Tagged