ネッツ多摩、福生市営競技場ネーミングライツ協定書締結

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ネッツトヨタ多摩は昨年12月、4月にリニューアルオープンを予定している福生市営競技場のネーミングライツ協定書を東京都福生市と締結した。これにより、2020年4月1日から23年3月31日までの3年間、同施設は「ネッツ多摩S&Dフィールド」となる。なお、命名権料は年間100万円となっている。

締結式に出席した田村勝彦社長(左)と加藤育男市長。(ネッツ多摩オリジナルキャラクター「たまぐー」(左)、福生市公式キャラクター「タッケー☆☆」も出席した)

福生市では、昨年9月からネーミングライツに関する指針を策定し、市の文化施設やスポーツ施設等の愛称を定める権利を募集するネーミングライツ制度を導入した。同制度により得られた収入を施設の持続的な管理・運営等に充て、施設利用者に対するサービスの向上を図る。

ネッツトヨタ多摩の田村社長は、「ネッツ多摩S&DフィールドのS&Dは、創業者の田村利一が地域貢献することを約束し掲げた理念“誠実努力”の頭文字からきているもので、当社ホールディングス会社の社名にもなっている。ネッツ多摩S&Dフィールドが市民の健康増進や市民のコミュニケーションの場として多くの方に利用してもらえればと思う」と挨拶した。

福生市営競技場は、1周約440mの外周路やテニスコートを備え、学生を中心に陸上競技やサッカーの利用者が多い。今回のリニューアルでは、全面人工芝化やクラブハウスのリノベーション工事が行われ、4月に「ネッツ多摩S&Dフィールド」としてオープンする。

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