[2020年春版] 新車で買える国産ディーゼルエンジン乗用車 一挙に紹介!

コラム・特集

[マツダ・MAZDA2]
従来「デミオ」名で販売されていたコンパクトカー。今夏、マイナーチェンジすると同時に車名を海外向けと同じ「MAZDA2」に変更された。

搭載するディーゼルエンジンは1.5Lで、最高出力105ps、最大トルクは250Nm(6MT車は220Nm)を発揮。排気量が同じ1.5Lのガソリンエンジンも搭載するが、こちらは最高出力110ps、最大トルク141Nmだから、いかにディーゼルが高トルクかわかるだろう。ガソリン、ディーゼルともにその走りの良さは定評があるが、特にディーゼルの力強さはコンパクトカーの中でトップクラスといえる。

燃費はWLTCモードで21.6km/L、6MT車は25.2km/Lと経済性にも優れている。

ディーゼルエンジン搭載車の価格は199万1000円~266万7500円。

「デミオ」改め「MAZDA2」。パーソナルユースに最適なコンパクトカーとして仕上げられている
小排気量ながら力強い走りを見せる「SKYACTIV-D1.5」エンジンを搭載

 

[マツダ・MAZDA3]
マツダの次世代商品群の第1弾として19年5月に登場したCセグメントのセダン/ハッチバック(ファストバック)。モデルチェンジを機に車名を先代までの「アクセラ」から変更し、海外名「MAZDA3」に統一された。

新世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」の搭載で注目を集めたが、もちろんクリーンディーゼルもラインアップ。搭載されるのは1.8Lのディーゼルターボで最高出力116ps、最大トルク270Nmを発揮し、ゆとりある走行性能を実現している。WLTCモード燃費は20.0km/L(セダン・FF・6AT)と燃費性能も高い。また静粛性でも評価が高いモデルだ。

ディーゼルエンジン搭載車の価格は、ファストバック、セダンとも279万741円~328万1055円。

アクセラの後継として登場したMAZDA3。“魂動”デザインを深化させた、マツダの次世代商品群の第1弾で、スカイアクティブ ビークル アーキテクチャーの新採用で性能を大きく向上させている
直列4気筒直噴DOHCディーゼルターボ「SKYACTIV-D 1.8」を搭載。最高出力116psを発揮する

 

[マツダ・MAZDA6]
19年8月のマイナーチェンジと同時に、車名を「アテンザ」から「MAZDA6」に変更。マツダのフラッグシップとなるDセグメントのセダン/ステーションワゴンだ。

搭載するのは2.2Lのディーゼルターボ。最高出力190ps、最大トルク450Nmを発揮し、余裕のある走りを実現している。

燃費性能も高く、WLTCモード燃費はFF/6MT車で19.6km/L、6AT車でも17.8km/Lとなっている。

ディーゼルエンジン搭載車の価格は、セダン、ワゴンとも331万1000円~429万5500円。

「アテンザ」改め「MAZDA6」。トルクフルな2.2Lディーゼルターボ「SKYACTIV-D2.2」を搭載する
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