豊田通商グループ、Binter & Co. Pte. Ltd. と合弁で シンガポールにタイヤおよび自動車市販部品販売会社を設立

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豊田通商株のグループ会社である豊田通商アジアパシフィック(以下、TTAP)は、Binter & Co. Pte. Ltd.(ビンター、以下、Binter)と共に、2019年12月2日、シンガポールにおいて、自動車市販部品販売会社、Toyotsu Binter Automotive Parts Pte. Ltd.(トヨツウ・ビンター・オートモーティブ・パーツ、以下、TBAP)を設立したと発表した。

 

アジアでは近年、経年車・中古車、さらには輸入中古車が増加傾向にあり、増加に伴い、車両整備や修理などのアフターマーケット市場も大きく発展している。また、正規ディーラー以外での経年車・中古車を対象とした高品質な市販部品の供給や、優良で廉価なサービスチャネルが存在しないことが課題となっていた。

 

上記のような環境で、豊田通商とBinterは、アジアでの自動車アフターマーケット事業の拡大を目的に、両社が持つタイヤおよび市販部品販売事業を、TBAPに集約・統合する。垂直統合型の市販部品販売会社を設立することで、アジアで拡大するアフターマーケット市場のニーズに応える。具体的には、①タイヤ・市販部品販売 ②サービスチェーン事業 ③タイヤ・市販部品のeコマース事業を戦略的に展開し、独立系アフターマーケット(IAM)事業を加速する。TBAPが、優良な自動車市販部品を市場に提供するとともに、eコマースを利用した販売・サービスチャネルを構築する事により、顧客の自動車メンテナンスの利便性を高め、安心・安全・快適なカーライフを楽しむ社会づくりに貢献していくと述べている。

 

【Toyotsu Binter Automotive Parts Pte. Ltd. 概要】

  • 会社名:Toyotsu Binter Automotive Parts Pte. Ltd.
  • 所在地:シンガポール
  • 設立時期:2019年12月
  • 代表者:代表取締役社長 Marcus Lim(マーカス リム)/取締役副社長 新井 隆弘
  • 事業内容:タイヤおよび自動車市販部品販売事業
  • 株主:Binter 55%/TTAP 45%
  • 従業員数:26名(設立時)
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