ミシュランタイヤ、新低燃費タイヤ「MICHELIN ENERGY SAVER4」発表 雨の日の安心感と快適性を両立

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日本ミシュランタイヤは12月10日、ウェットブレーキ性能と快適性を両立させた低燃費タイヤ「ミシュランエナジーセイバーフォー」を発表した。サイズは13インチから16インチの計23サイズ、オープン価格で来年2月1日から発売開始する。

MICHELIN ENERGY SAVER4(サイズ:205_55R16)

低燃費タイヤのエナジーシリーズ新製品となるエナジーセイバー4は、現行品のエナジーセイバープラスの後継製品。日本の環境や消費者ニーズに合わせて設計・開発が行われ、日本市場を中心に台湾、香港にも投入を予定している。

主な特徴は、低燃費性能とウェットブレーキング性能の両立を高次元のバランスで実現させた新配合コンパウンドをはじめ、縦溝幅の最適化や路面からの衝撃を緩和するアンダートレッドラバーを採用したことにより、エナジーセイバープラスと比べてパターンノイズ5%低減、ロードノイズ9%低減、ウェットブレーキング性能が5・5%向上した。

ラベリング制度はサイズによって異なるが、転がり抵抗はAAからA、ウェットグリップ性能はbからcを実現し、ポテンシャルを向上させた。

ポール・ペリニオ社長は新製品について「現在、低燃費タイヤの普及率は7割以上、それに伴い求められる性能も変化し続けている。エナジーセイバー4はこれまでの低燃費タイヤに留まることなくミシュランが培ってきた技術を結集させ、さらなるユーザーニーズに対応した新製品になっている」と紹介した。

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