マレリとブラックベリー、中国の主要自動車ブランドにデジタル・コックピット用QNXプラットフォームを提供

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大手自動車関連サプライヤーのマレリ(MARELLI)と、BlackBerry Limitedは、マレリの中国エレクトロニクス・ビジネスユニットにおいて、QNX® Platform for Digital CockpitsをマレリのeCockpit and Digital Cluster solutionと一体化するため戦略的に提携することを発表した。このプラットフォームは、マレリの中国での顧客である主要な自動車メーカーに提供される見込みとなっている。

 

BlackBerryは、企業や政府にIoT デバイスのセキュリティソフトウェアとサービスを提供する会社で、オンタリオ州のウォータールーに本拠を置く同社は、安全性、サイバーセキュリティ、データプライバシーへの取り組みを確固たるものとしており、人工知能やエンドポイントのセキュリティ管理、暗号化、エンベデットシステムなどの主要分野をリードしている。

 

QNX Platform for Digital Cockpitsは、BlackBerryの安全性認定を受けたQNX Hypervisor for Safety、QNX® Platform for Instrument Clusters、QNX® CAR Platform for Infotainmentと、安全なアンドロイドの実装を組み合わせた最先端で完全に一体化されたソフトウェアソリューション。これにより、自動車メーカーは、安全で信頼性が高いQNXベースのデジタルインストルメント・クラスターとインフォテインメント・システムを提供し、最新のアンドロイドベースのアプリケーションに単一のECUからアクセスできるようになる。

 

今回、QNX Platform for Digital Cockpitsを活用することで、マレリのeCockpit and Digital Cluster solutionは、家庭や職場で個人が経験するコネクテッド・エクスペリエンスを、自動車メーカーがそのまま車内空間に反映することが可能になり、同時に重要なシステムの安全性と信頼性が保証されるようになる。

 

マレリの中国エレクトロニクス・ビジネスユニットのゼネラルマネージャーであるWisea Wu氏は、「競争の激しい世界の自動車マーケットでは、新しい自動車関連の技術がこれまで以上に急速に進化しています。BlackBerryとの提携は、当社の戦略に沿ったものであり、顧客のために安全で信頼性の高い次世代のデジタル・コックピットの開発を可能にし、中国の自動車メーカーがセキュリティとコネクティビティを強化するのに役立つと考えています。」とコメントした。