横浜トヨペット、車両火災調査のスキル向上に講習で協力

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横浜トヨペット(宮原漢二社長)は11月26日、車両火災における原因調査、実況見分のスキルアップに向けた講習会を川崎幸消防署(川崎市幸区)で行った。この講習は「車両火災では車両の構造を知らないと、火元を特定できない場合もあり、車両の基本構造を学びたい(幸消防署警防第1課調査係・左藤昇係長)」という要請に応えて実現したもので、同署署員41名が受講した。

同社では、サービス部サービス技術室・増田智秀グループマネージャー以下8名で対応。初めての講習内容に対し、事前に検証を重ねて講習内容を構成し、現在同社で進める現地現物の講習スタイル〝THE実習〟で行われた。

消防車両の格納庫内で、プリウス、ハイエース、C-HRの実車と大型モニターを使い、車両の構造、部品の名称や役割、電装や燃料の経路などを説明した。また、車両火災の原因の一つにも挙げられる、整備不良については日常点検を体験してもらった。ユーザー自身が行った配線が出火原因となることも多く、どの程度の過電流でヒューズが切れるか、あるいはショートによる配線焼損等を実験で示した他、過去の車両火災の事例を紹介した。

今回の講習は、見分に必要な車両構造を知る〝基礎編〟と位置づけ、第2回目(来年1月開催)の応用編が開催される予定だ。