独アウディ、QシリーズのもっともパワフルなSUVクーペ「RS Q8」を公開

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独アウディは、Qシリーズの頂点に君臨する「RS Q8」を公開した。ドイツにおけるベースグレード価格は12万7,000ユーロとしており、2020年第1四半期にドイツおよびヨーロッパ諸国から発売される予定となっている。

 

【600馬力ツインターボV8エンジンを搭載】

新型「RS Q8」は、最高出力441kW(600hp)、最大トルク800Nm/2,200~4,500rpmを発生する4.0ℓV8直噴ターボエンジンを搭載しており、0~100km/h加速は3.8秒で、0~200km/h加速は13.7秒となっている。最高速度は250km/h(電子リミッター作動)で、オプションのダイナミックパッケージを選択すると、最高速度を305km/hに引き上げることも可能。

 

また、4.0 TFSIは標準装備されている8速ティプロトニックを介して、quattroフルタイム4輪駆動システムに伝達される。通常走行時には、前後のアクスルに40:60の比率で駆動力を分配し、スリップが発生すると、トラクションがかかっているアクスルにより多くのトルクが自動的に配分され、この場合、駆動力の最大70%をフロントホイールに、最大85%をリヤホイールに配分することが可能となっている。左右2本出しの楕円テールパイプを特徴としているデュアルエキゾーストシステムを採用し、アウディドライブセレクトシステムを使用してエンジンサウンドを変化させることも可能となっている。さらに、ブラックテールパイプを備えたオプションのRSスポーツエキゾーストシステムは、さらに印象的なサウンドを提供する。

 

搭載されるホイールセレクティブトルクコントロールは、新型「RS Q8」の安全かつ俊敏なハンドリングを実現しており、オプションのquattroスポーツディファレンシャルは、スポーティなコーナリング中に、必要に応じて左右のリヤホイール間に駆動トルクを配分する。このアクティブ トルクベクタリングにより、トラクション、スタビリティ、ダイナミクスが向上する。

 

【あらゆる地形に対応するサスペンション】

フロントおよびリヤアクスルに採用されている5リンク構造は、縦方向と横方向の力を個別に処理し、アーム類とサブフレームは、その大半がアルミニウム製で、トレッドは、フロントが1,692mm、リヤが1,696mmとなっている。標準装備される電子制御ダンパー付アダプティブエアサスペンションスポーツは、サーキットやオフロードの走行にも対応し、RS専用のダンパーチューニングにより、快適性重視と、スポーティな走り重視の間で、非常に幅広い設定を実現することが可能となっている。

 

また、オプションのエレクトロメカニカル アクティブロールスタビリゼーション(EAWS)は、高速コーナリング中のボディロールを最小限に抑え、前後アクスルに設置されたスタビライザーの左右独立シャフト間には、コンパクトな電気モーターが設置されている。直進時には、左右のスタビライザーが切り離され、不整地におけるボディの動きを軽減して、乗り心地を向上させるが、コーナリング中は、最適なロール量補正に重点が置かれる。左右スタビライザーは、反対方向にねじりトルクをかけるため、コーナリング中の車両の傾きが大幅に減少する。

 

さらに、走行特性を変化させることが可能なアウディドライブセレクト ダイナミックハンドリングシステムを採用し、合計で8つのモード(コンフォート、オート、ダイナミック、エフィシエンシー、オールロード、オフロード、個別に設定可能なRS専用のRS1およびRS2)が用意されている。アウディドライブセレクトは、選択されたモードに応じて、エンジンとトランスミッションの制御、パワーステアリング、エアサスペンション、オールホイールステアリング、エンジンサウンド、オートエアコンディショナーなどの特性を変化させる。

 

【RS専用装備を多数採用したエクステリア】

フロントフェイスは、印象的な八角形シングルフレーム、ハイグロスブラックのRS専用ラジエーターグリル、グロスブラックRSハニカムグリルを装備している。ホイールアーチ上には、力強いquattroブリスターが設置されており、ボディ同色のRS専用トリムストリップは、フロントで10mm、リヤで5mm車幅を拡大して、ワイドタイヤ用のスペースを確保している。マンハッタングレーのRSシル、RSルーフエッジスポイラー、RS専用リヤスカート、RS専用楕円テールパイプなどを装備している。

 

また、295/40タイヤを搭載した10スポーク スターデザインの22インチアルミホイールを標準装備しており、アウディの量産モデルに初期設定されるホイールとしては、過去最大のサイズとなっている。オプションの23インチ鋳造アルミホイールは、5Yスポーク ローターデザインで、「RS Q8」専用にさまざまなカラーが用意されている。さらに、外板色には、ソリッドカラー1色、メタリックまたはパールエフェクト仕上げとなる8色の全9色が設定されている。

 

【スポーティさを強調したインテリアと最大1,755ℓまで拡大可能な室内】

インテリアでは、クリーンなデザインを特徴としており、ヘッドライニングにはブラックのクロスが採用されている一方で、キャビンは理論的かつ調和の取れたカラーでまとめられている。スリムなインストルメントパネルと水平基調のラインが広々とした雰囲気を創出し、ダッシュボードの中央には、最上位システムのMMIタッチレスポンスディスプレイが設置されている。幅の広い左右対称のセンターコンソールには、アルミニウムで織ったレース地のようなテクスチャーで装飾されたフレームが採用され、スポーティさを強調している。

 

また、アウディバーチャルコクピットの専用RSディスプレイとMMIディスプレイには、タイヤ空気圧、トルク、出力、温度、ラップタイム、Gフォースなどの情報を表示させることができ、シフトインジケーターは、エンジン回転数がレブリミットに達した場合、ドライバーにシフトアップを促す。オプションのヘッドアップディスプレイには、RS固有の情報も表示される。

 

さらに、RSエンボス加工が施されたブラックパールナッパレザー/アルカンターラのスポーツシートなどを装備し、オプションとして、ハニカムパターンとRSエンボス加工が施されたヴァルコナレザーを使用した、RSスポーツシートも用意されている。ステアリングホイールには、RSロゴが装着されているほか、照明付きフロントドアシルトリムにも、RS Q8ロゴが装着されている。パフォレーテッドレザーを使用したフラットボトムのステアリングホイールには、マルチファンクションボタンが含まれており、ドライバーは、専用のRSモードボタンを使用して、アウディセレクトのRS1およびRS2モードを選択することができ、これらのモードを選択すると、アウディバーチャルコクピットは、自動的にRS専用ディスプレイに切り替わる。

 

3人掛けのリヤシートは、標準でスライド機能を備えており、リヤシートの背もたれを折りたたむと、ラゲージコンパートメント容量を最大で1,755ℓまで拡大することが可能で高い実用性を備えている。

 

 

【安全のための多彩な装備やコネくテッド機能を搭載】

安全機能としては、アダプティブクルーズアシスト、エフィシェンシーアシスト、交差点アシスト、車線変更警告、360°カメラなど、30以上のアシストシステムが利用可能で、ドイツ市場では、最上位のインフォテインメントシステム、MMIナビゲーションプラスが標準装備されている。MMIナビゲーションプラスは、LTE-Advanced(LTEアドバンスト)規格に対応し、Wi-Fiホットスポット機能を備えたAudi connectデータ転送モジュールが含まれている。

 

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