オリックス自、官民4者で高速バス・カーシェア・シェアサイクルの二次交通環境整備の実証実験を実施

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内閣府沖縄総合事務局、オリックス自動車、日産、株式会社プロトソリューション(沖縄県宜野湾市、社長:白木享)の官民4者は、2019年12月1日から2020年2月28日までの3カ月間、沖縄本島中北部地区の交通結節点やホテルなどにおいて、高速路線バスと連携したカーシェアリング、シェアサイクルの二次交通環境整備の実証実験を実施すると発表した。

 

上記実証実験では、那覇空港と沖縄本島中北部を結ぶ「沖縄エアポートシャトルバス」(JTB沖縄運営)や、路線バスの停留所付近のホテルや観光地などに、オリックス自動車と日産が運営する「カーシェア」を計12台、プロトソリューションが運営する「シェアサイクル」を約100台設置する。ホテルなどの目的地周辺までシャトルバスなどで移動し、その先は必要なときに必要な分だけ車や自転車を借りて観光するなど、公共交通機関を活用した沖縄旅行「島ぐる」の実現を目指す。

 

沖縄本島は県民の自家用車利用率が高く、さらに年々増加する観光客のレンタカー利用により、沖縄中南部エリアを中心に慢性的な交通渋滞が問題となっており、上記連携によって、自家用車やレンタカー以外の多様な移動手段を提供し、空港周辺ならびに那覇市内の渋滞削減を図る。また、観光客が渋滞の中運転を余儀なくされるストレスを解消し、観光満足度を高めることを目指す。

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