フォーミュラEシーズン開幕戦 レース1:アウディカスタマーチームが優勝 レース2:ディ グラッシが2位表彰台を獲得

業界ニュース

電気自動車のレースシリーズ、FIAフォーミュラE選手権 開幕戦がサウジアラビアのディルイーヤで、11月22日・23日に開催された。

 

最初のレース1では、昨シーズンの結果から、予選で最初の2組から出走することになったドイツ人ドライバーのアプト選手と、ブラジル人ドライバーのディ グラッシ選手は、まだ路面が非常に汚れた状態でのタイムアタックを強いられ、スターティング グリッドも15番手と19番手となった。レースでは、ディグラッシ選手がポジションを6つ上げて、13位でフィニッシュした。アプト選手は、ライバルに接触して壁に衝突してフロントウィングを破損したことにより最終的にポイントを獲得することはできなかったが、ファステストラップを記録した。 5大陸、9つの首都を含む 全14戦が行われる今シーズンの初戦は、アウディカスタマーチームのEnvision Virgin Racingが、新開発 Audi e-tron FE06で優勝を飾った。

 

23日のレース2では、レース1でポイントを獲得できなかったため、予選ではディ グラッシ選手がグループ3から、アプト選手はグループ4から出走した。この予選では、なるべく後のグループから出走した方が、路面がクリアになるため有利だとされていたが、数多くのオーバーテイクが繰り広げられ、2度にわたってセーフティカーが導入される荒れた展開となった。3番グリッドからスタートしたディ グラッシ選手は、混戦の中でも45分間のレースを走り切り、2位でフィニッシュした。これにより、ディ グラッシ選手は、10回の勝利を含めて、フォーミュラE通算31回目の表彰台を獲得した。

 

ディ グラッシ選手は、「ピットのスタッフに感謝します。このトロフィーは、昨日の困難なレース1の後に、チーム全員で取り組んだハードワークの賜物です」金曜日の開幕戦では、ディグラッシとアプトは、2人ともポイントを獲得することができませんでした。「これが私たちのチームの強みです。私たちは、決してあきらめません。レース内容をすべて分析して評価し、改善を続け、次のレースでさらに強くなります。チャンピオンシップの戦いは、まだ始まったばかりです」と述べた。

 

Tagged