パーク24のキャッシュレス決済サービス「タイムズペイ」を 山口県防府市の主要観光地へ導入

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パーク24と一般社団法人防府観光コンベンション協会(山口県防府市)は、パーク24が提供するキャッシュレス決済サービス「タイムズペイ」を、山口県防府市内の主要観光地へ導入すると発表した。

 

山口県防府市は、日本で最初に創建された天満宮で日本三天神の一つと言われる「防府天満宮」や国指定名勝の「毛利氏庭園」など市内に観光スポットが点在しており、国内外問わず年間を通して多くの観光客が訪れる人気の観光地で、防府観光コンベンション協会では、近年増加傾向にある外国人観光客への対応などを目的に、観光諸施設におけるキャッシュレス決済のインフラ整備に取り組んできた。

 

また、パーク24は、運営する時間貸駐車場「タイムズパーキング」周辺店舗の集客/ビジネスサポートの一環として、2018年2月よりキャッシュレス決済サービス「タイムズペイ」の本格展開を開始した。「タイムズペイ」は、低コストで導入・運用が可能なことに加え、ワイヤレスのため決済場所を選ばないといった利便性の高さから全国の中小企業や個人事業主を中心に、幅広い業種で導入が拡大している。

 

今回、両者が連携して各施設に導入を呼びかけたことで、防府市内の「防府天満宮」や「毛利氏庭園」など主要観光地7箇所において、「タイムズペイ」を通じての拝観料などのキャッシュレス支払いが実現する。さらに、両者はキャッシュレス決済サービスの導入のみならず、パーク24グループが有する約800万名の会員組織を活用した誘客にも取り組むのに加え、防府市内への時間貸駐車場の開設、レンタカー・カーシェアのサービス拠点の設置といった交通インフラ整備に向けた取り組みにおいても今後連携を図ることで、市内ひいては県内のさらなる経済活性化にもつなげていくとしている。

 

「タイムズペイ」の運用開始は11月18日としており、各施設で準備が整い次第、防府市内の観光名所めぐりに便利な共通超割拝観券「知っちょるCa」をはじめ拝観料などが各種クレジットカードや電子マネー等での決済が可能となる。両者は今後も、「タイムズペイ」の導入施設を観光地周辺の飲食店などへも拡大させるとともに、防府市内・山口県内への誘客による地域活性化を図るべく、連携を強化していくと述べている。

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