「アバルト」ブランドの70周年を記念する限定車「695 70° アニヴェルサーリオ」を100台限定で発売

新車情報

FCAジャパンは、Abarth(アバルト)ブランドの70周年を記念する限定車「695 70° Anniversario(セッタンタ・アニヴェルサーリオ)」を設定し、2019年11月15日(金)19時58分より、公式ウェブサイト内専用ページを通じて100台限定(5MT 右ハンドル:30台/左ハンドル:20台、5MTA 右ハンドル:50台)で予約受付を開始する。

 

限定車「695 70° Anniversario」は、グリーンのボディカラー「Verde Monza 1958」を採用しており、この外板色は、アバルトが手がけた初期のモデル「フィアット500 エラボラツィオーネ アバルト レコルド」に由来するものである。同モデルは、1958年にモンツァサーキットで行った速度記録において、6つの世界記録を樹立し、アバルトの名を世界に轟かせた。

 

また、大型リアウイングは、1970年に登場した「フィアット・アバルト 1000 TCR」にインスピレーションを受けたもので、限定車の大型リアウイングは、最大60度まで12段階で角度調整が可能で、伊トリノのオルバッサーノにあるFCAの風洞施設でテストを行い、時速200kmで最大42kgのダウンフォースを発揮することが確認されている。また、サーキットに応じてウイングの角度を変更することで、挙動の変化を楽しむことも可能となっている。さらに、専用ボディキットや専用17インチアルミホイール、コーナリング時のトラクションを高めるメカニカルLSD(5MTのみ)なども採用されている。

 

アバルトの創始者カルロ・アバルト(1908-1979)は、パワーや最高速度、加速性能といった数値の追求に留まらず、ドライバーの心を刺激するチューニングを探求した。「695 70° Anniversario」は、そうしたカルロ・アバルトのクルマ作りの哲学が反映されている。

 

限定車「695 70° Anniversario」は、「595 コンペティツィオーネ」をベースとしており、最高出力180psの高出力エンジンをはじめ、スポーツサスペンション、ブレンボ製ブレーキ、ハイパフォーマンスエキゾーストシステム「レコードモンツァ」などを標準装備しており、トランスミッションにはベース車同様、ATモード付5速シーケンシャルトランスミッション(5MTA)と5速マニュアルトランスミッション(5MT)を設定し、5MTモデルでは左/右ハンドルが選択可能となっている。

 

価格(消費税込):MT車/417万円(左/右ハンドル)、MTA車/434万円(右ハンドル)。

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