カラフルタウン岐阜で「藻」を使用した「サイエンス教室」イベントを11月9日に開催 -

トヨタオートモールクリエイトとデンソーは、トヨタオートモールクリエイトが運営するショッピングセンター「カラフルタウン岐阜」において、デンソーのサスティナビリティに関する先進取り組みを紹介するイベント、「サイエンス教室」および「ｍｏｉｎａ（モイーナ）のタッチケア体験会」を11月9日（土）に開催する。

これは、カラフルタウン岐阜が昨年より継続展開している「カラタン未来Lab」の第12弾で、デンソーとのイベントは2回目となる。8月には館内に隠しビーコンを設置し、カーナビゲーションの位置情報技術を活用した「カラタンたからさがしゲーム」を開催しており、延べ410組820名の来場者が参加した。

今回は、デンソーのSDGsに関する取り組みの中の、CO2吸収技術（微細藻類の活用）を紹介する企画となる。特許を持つ新種の「藻」に光合成によりCO2を吸収させ、バイオ燃料を生産するという研究を、2008年4月より進めている。この藻の研究が実用化に至れば、工場で発生したCO2の排出量の削減や、現在のバイオ燃料の原料である穀物の価格上昇を引き起こすというリスクを低減できるため、エネルギー問題の解決や地球温暖化対策に大きく貢献することが可能となる。この光合成で藻の体内に蓄積したオイルを取り出して精製した「藻オイル」は、過酷な環境化でのモータースポーツ「ダカール・ラリー」で実際に走った車両の燃料や、今回のイベントで使用するハンドクリーム「moina」に活用されている。

また、10月19日にグランドオープンを迎えた「カラフルタウン‘エミノワ’」において、現在「ダカール・ラリー」で優勝した車両が展示されている。