WEC観戦と車中泊を楽しめる「CAMP JAPAN」

レジャー キャンピングカー イベント

世界でもトップクラスの設備を持ち、国内最高峰のモータースポーツの舞台として熱戦が繰り広げられる富士スピードウェイ(以下、FSW)。このFSWで車中泊が行え、FIA世界耐久選手権(WEC)第2戦富士6時間レースも観戦できるキャンプイベント「CAMP JAPAN」が、10月4日~6日に開催された。

このオートキャンプイベントは、WECレース開催期間中に多様なアクティビティを設け、レースを中心にFSW全体を盛り上げる「36HOURS OF FUJI」の一環として実施。世界最高峰の耐久レース観戦をはじめ、雄大な富士山の麓でバーベキューやオートキャンプ等を楽しめるイベントとなった。

4日に行われたFSW本コース走行は、メインイベントのひとつ。レース公式練習前の限られた時間がCAMP JAPAN参加車両に解放され、愛車のキャンピングカーとともにスターティンググリッドで記念撮影をしたり、1周半の本コース走行を大いに楽しんだ。

今回のイベントは、昨年と同様に場内のCGパーク(P2)がCAMP JAPAN専用エリアとして用意され、バンコン(バンコンバージョン)からキャブコン(キャブコンバージョン)、ショー会場でしか見られないような大型輸入モデルまで100台以上が参加。普段は駐車場として利用されているためスペースにもゆとりがあり、牽引車と合わせると全長が10mを超えるトレーラーでも窮屈することないので、トレーラーユーザーの参加者も多かったのが印象的だった。

CAMP JAPAN専用エリア内には水周りやトイレも完備されており、近隣の温浴施設への無料シャトルバスも運行。さらに、決められた時間内であれば敷地内外の出入りも自由であったので、少し足を伸ばせば箱根や山中湖といった周辺で観光を楽しめるロケーションもこのイベントの魅力と言える。

 

■プロレスから落語まで充実したコンテンツを多数開催

イベント広場では、レース車両や市販車の展示をはじめ、ケータリングやフランスの食文化やライフスタイルが体験できるフェア等の催事が、会期中は随時行われていることも大きなポイント。会期中はシャトルバスが運行しており、場内を自由に行き来できた。中でも多くのイベントが行われたグランドスタンド周辺は、モータースポーツファンだけでなく家族連れでも楽しめる内容となっていた。

さらに、キャンピングカーのイベントではおなじみの「森のプロレス」や和太鼓パフォーマンス、林家ぼたんさんによる落語といったバラエティに富んだプログラムを実施。ショー終了後には1000発の花火も打ち上げられ、参加者達は休憩する時間も無いほどイベントを満喫していた。

また、12月31日から年越しイベント「CAMP JAPAN EXPO COUNT DOWN in 万博記念公園」の開催も決定。万博記念公園初のカウントダウンイベントとなり、充実したグルメゾーンや花火大会をはじめ、参加者限定特典として、万博公園の象徴である太陽の塔特別内覧会も実施される。キャンピングカーユーザーにとって見逃せないイベントになりそうだ。

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