日産、東京モーターショーでEVコンセプトカー「ニッサン アリア コンセプト」と「ニッサン IMk」を初披露

新車情報

日産は、第46回東京モーターショー2019において、最新の「ニッサン インテリジェント モビリティ」を体現する2台の電気自動車(EV)のコンセプトカー「ニッサン アリア コンセプト」と「ニッサン IMk」を初披露した。2台のコンセプトカーは、日産の今後の製品ラインアップの方向性や、新開発EVプラットフォームがもたらすデザインと技術の新たな可能性を提示している。

 

 

グローバル研究開発担当副社長の中畔 邦雄氏は、「大変革の時代に直面する自動車業界において、私たち日産もまた、新しい時代へ突入しようとしています。日産は電気自動車や高度に知能化した運転支援技術の開発にいち早く着手してきました。そして、2台の新しいコンセプトカーが示す通り、今後も先駆者として世界をリードしていきます」と語った。

 

◆「ニッサン アリア コンセプト」

「ニッサン アリア コンセプト」は、「タイムレス ジャパニーズ フューチャリズム」という日産の新しいデザインの方向性を反映し、EVと日本の伝統的なミニマリズムを融合することで、新たなデザインの可能性を提示しているとしている。

 

 

グローバルデザイン担当専務執行役員のアルフォンソ アルバイサ氏は、「『日産アリアコンセプト』は、日産のEVテクノロジーが大きく飛躍したことにより生まれました。同車のデザインはその飛躍を体現しています。電動化・自動運転・コネクティビティなどの先進技術と日本のものづくりの精神の融合により生まれた、日産ブランドの新しいデザインランゲージは、当社が伝統を大切にしながら未来志向であることを象徴しています」とコメントした。

 

◆「ニッサン IMk」

「ニッサン IMk」は、進化した「ニッサン インテリジェント モビリティ」技術とパワフルなEVパワートレインをコンパクトで俊敏なボディに搭載したコンセプトカーで、「ニッサン IMk」のエクステリアは、滑らかに面や線が流れていく上質でシックなデザインを取り入れ、新しい時代の小型EVの姿を提案しているとしている。

 

 

なお、東京モーターショー2019では、上記2車種のほかに、先進運転支援技術「プロパイロット2.0」を搭載した新型「スカイライン」、マイナーチェンジしてデザインを一新した「セレナ」、軽自動車として初めて「プロパイロット」を搭載した「デイズ」、「ニッサン インテリジェント モビリティ」の取り組みをエキサイティングに表現したEVレーシングカー、「NISSAN LEAF NISMO RC」、航続距離とパフォーマンスを向上させた「日産リーフe+」なども展示している。

 

 

Tagged