三菱、電動車を中心とした新しいエネルギーサイクルを提供する「電動DRIVE HOUSE」を一部地域で販売開始

業界ニュース

三菱自動車は、株式会社サニックス(本社:福岡県博多区、代表取締役社長:宗政寛、以下サニックス)と提携して、「電動DRIVE HOUSE」を10月3日より一部地域で販売を開始することを発表した。

 

「電動DRIVE HOUSE」は、太陽光パネルや、EVやPHEVに蓄えた電気を家庭で使用する仕組みである“V2H”(Vehicle to Home)機器などで構成するシステムをパッケージ化し、電動車の購入と合わせて販売会社で販売・設置からアフターメンテナンスまでをワンストップで案内するサービスである。電動車による燃料代の節減はもとより、停電時での非常用電源としても使えるなど、電動車を中心とした新しいエネルギーサイクルを提供する。

 

【「電動DRIVE HOUSE」の特長】

  • 太陽光で発電したクリーンな電力を家庭や電動車に使用することで、日々の燃料代・電気代の節約や低炭素社会の実現に貢献する。
  • 停電時にも太陽光パネルで発電した電力や、電動車に充電された電力を家庭へ供給することが可能となる。
  • 三菱自動車の販売店にて必要なシステムをワンパッケージ化し、ワンストップで提供することで、容易に安心して購入できる。

 

【「電動DRIVE HOUSE」のサービス概要】

三菱自動車の販売店で「電動車」の購入と合わせて「V2H機器」「太陽光発電システム」「専用電気料金プラン」の4 つをパッケージ化し、販売・設置からアフターメンテナンスまでをワンストップ化したものを一括して案内する。 「V2H 機器」費用はお手頃な価格設定のリース契約とし、「太陽光パネル」などを含むシステムは、設置費用を0 円とする「専用電気料金プラン」を用意した。それにより、容易に自宅で「電動DRIVE HOUSE」を始められる内容となっているほか、電気料金は通常に比べ安くすることで、月々の出費の節減にも貢献する。

 

【「電動DRIVE HOUSE」のサービス体制】

今回は、東京都世田谷区の東日本三菱自動車販売(株)世田谷店限定での販売開始となる。なお、今後の展開拡大を見据え、サービス内容や関連会社間との連携、確実な市場の受容性などの確認を行い、カスタマーが安心して購入できるサービス体制の構築を目指すとしている。

 

三菱自動車は、電動車の電源活用を体感できる次世代店舗「電動ドライブステーション」を展開するなど、環境にやさしく、災害へも対応可能な電力有効活用社会(電動ドライブ社会)の構築を目指している。今回の「電動DRIVE HOUSE」の販売もそうした取り組みの一環であり、今後、グローバルへ展開していく計画であると述べている。

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