日産、東京モーターショー2019の出展概要を発表

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日産は、第46回東京モーターショー2019(一般公開日:10/25~11/4、会場:東京ビッグサイト)の出展概要を発表した。今回の東京モーターショーでは、「ニッサン インテリジェント モビリティ」の将来を示すコンセプトカー「ニッサン IMk」を世界初公開するほか、電動駆動車の市場を牽引する「日産リーフe+」や「セレナ e-POWER」、世界初の先進運転支援システム「プロパイロット 2.0」を搭載した新型「スカイライン」など、計14モデルを展示する。

【東京モーターショー2019 出展概要】

◆「ニッサン IMk」 : 「ニッサン インテリジェント モビリティ」の進化を体現するEVシティコミューター

「ニッサン IMk」は、新しいEVプラットフォームに低重心のパッケージを採用し、軽自動車規格のコンパクトなボディサイズでありながら、EVならではの力強くスムーズな走りと驚きの静粛性を実現した軽EV。ストップアンドゴーや車線変更の多い街中ではもちろん傾斜のある道を走るときなど、あらゆるシーンにおいて高い走行性能を発揮する。また、「ニッサン IMk」には、運転支援技術「プロパイロット 2.0」を進化させた次世代の運転支援技術が搭載されており、高速道路での運転支援から主要幹線道路に利用範囲を拡大し、幅広いシーンで運転をサポートする。さらに、クルマが無人の状態で自ら駐車スペースを探して自動で駐車し、必要な時にドライバーがスマートフォンで呼ぶと迎えに来てくれる、バレーパーキング機能など数々の先進技術を搭載し、あらゆるシーンでドライバーが安心して使用できるようにサポートする。

 

 

◆「セレナ e-POWER」 : マイナーチェンジでフロントデザインを一新し、安全機能を追加

「セレナ」は、今年8月のマイナーチェンジで、車両の周囲360°の安全をサポートする「全方位運転支援システム」を全車に標準装備し、安全性をさらに向上させた。また、フロントグリルを一新し、精悍で押し出し感の強いフロントマスクを採用することでより力強くスポーティなデザインに進化している。

 

 

◆新型「スカイライン」 : 先進運転支援技術「プロパイロット 2.0」を搭載した、プレミアムスポーツセダン

新型「スカイライン」には、高速道路 の複数車線をナビゲーションシステムと連動して設定したルートを走行し、ドライバーが常に前方に注意して道路・交通・自車両の状況に応じ直ちにハンドルを確実に操作できる状態にある限りにおいて、同一車線内でハンズオフが可能となる、世界初の先進運転支援システム「プロパイロット 2.0」を搭載している。

 

 

◆「日産リーフe+」 :さらに快適なロングドライブと蓄電池としての新しい価値を提供

最新の「日産リーフe+」は、航続距離を458km(WLTCモード)まで向上し、優れたエネルギー効率とさらなる高出力、高トルクを実現する新開発e-パワートレインを採用している。また、大容量バッテリーに貯めた電気を、専用機器を介して、様々な電気製品の電源としての活用が可能で、停電時の非常用電源としてだけでなく、太陽光発電の電力固定価格買取制度の満了(After FIT)を迎えた人々のエネルギー自家消費にも対応できる、蓄電池としての価値を提供している。

 

 

◆「NISSAN GT-R」 : 走行性能をさらに向上させ、50年を超えて深化を続けるスーパースポーツカー

今回は、2020年モデルの中から、GT-Rの50周年を記念する特別仕様車「NISSAN GT-R 50th Anniversary」と「NISSAN GT-R NISMO」の2台を日産ブースに展示する。

①「NISSAN GT-R 50th Anniversary」は、GT-Rの生誕50周年を記念し、往年のニッサンワークスカラーをイメージした特別なツートーンカラーや専用ステッカーなど、エクステリアとインテリアの随所に専用アイテムを装備した限定モデルである。

 

 

②「NISSAN GT-R NISMO」2020年モデルは、2018年のGT3レーシングカーから使用されている新型のターボチャージャーを採用し、アクセルを踏み込んだ際の加速レスポンスを向上させている。また、新開発の超高性能カーボンセラミックブレーキは、世界トップクラスの制動性能、サーキットにおける高Gでの効きの良さと一般道などでの低Gでのコントロール性の両立を実現している。外装部品には、車両重心点から遠いルーフ、エンジンフード、フロントフェンダーにカーボン素材を採用したことに加え、カーボンセラミックブレーキや新開発のRECAROシートなど合わせて約30kgの軽量化を実現し、コーナリング性能も大きく向上させた。

 

 

◆オリジナルグッズの販売

日産ブース内に物販コーナーを設置し、「NISSAN GT-R」と「フェアレディZ」の50周年を記念した東京モーターショー限定グッズを販売。その他にもニッサンブランドのグッズやミニカー等も販売する。

 

◆スペシャルサイトの活用

東京モーターショースペシャルサイトを10月1日より開設し、コンセプトカーの情報などを順次掲載する。また、10月24日(木)の一般公開日前夜には、日産ブースでのステージ演出を一足先にスペシャルサイトで公開する予定となっている。以下のURLより視聴可能。
東京モーターショースペシャルサイト:https://www.nissan.co.jp/MS/TOKYO2019/

◆ソーシャルメディアの活用

今回のモーターショーでは、「Twitter(ツイッター)」や動画中継サービス「YouTube(ユーチューブ)」等のソーシャルメディアを活用した情報発信を実施する。日産ブースのプレスブリーフィングやステージ演出の生中継を予定している。詳細は、日産自動車公式ツイッターアカウント等で順次発信。URLは以下の通り。

ツイッター:https://twitter.com/NissanJP
YouTube:https://www.youtube.com/NissanJapan

 

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