トヨタ技術会、豊田スタジアムで「わくわくワールド 来て、見て、体験、ものづくり!」を開催

イベント

トヨタの社内有志団体であるトヨタ技術会(会長 : トヨタ MS Company EVP 中嶋裕樹)と、とよたものづくりフェスタ実行委員会(委員長 : 川澄之保)は、11月3日(日)9:30~15:30に豊田スタジアム(愛知県豊田市千石町)にて、共催行事「わくわくワールド 来て、見て、体験、ものづくり!」を開催する。

 

「わくわくワールド 来て、見て、体験、ものづくり!」は、今回で16回目の開催となり、トヨタ技術会による秋の恒例行事「TESフェスティバル2019」と、とよたものづくりフェスタ実行委員会による「とよたものづくりフェスタ2019」で構成され、一般来場者も無料で参加できるイベント。

 

「TESフェスティバル2019」は、「未来のモビリティエンジニアを育てよう」をスローガンに、旧来のモノづくりだけではなく、自動運転や画像認識など今後のモビリティ社会で必要とされる新しい技術に触れる企画を用意している。

 

イベント当日は、1/18サイズのラジコンを改造したミニカーで自動運転のレースを実施し、ミニカーは、トヨタのエンジニア、高校生、大学生がプログラミングを行い、障害物や相手車両をミニカーに搭載したセンサーで検知しながらレースを行う。また、人とつながるAIロボットショーではトヨタ技術会メンバーが製作したロボットが大縄跳びに挑戦する。来場者が縄を回し、その縄の挙動をロボットが画像認識して検知し、ジャンプするタイミングをAIで判断するなど、最新の技術も含めたモノづくりを企画している。ほかにも、「アイデアオリンピック」や「こども乗りものデザイン展」、「クルマづくりお仕事体験」など、例年の人気企画も引き続き実施する。

 

「とよたものづくりフェスタ2019」では、「出展者が普段の活動成果を発表し、来場者がその成果を体験することで、ものづくりの楽しさを感じられるブース」を方針としており、ものづくりの「みる」「つくる」「チャレンジする」といったテーマ別のブースを用意している。簡単な工作から、少し難しいものづくり、ロボットの操縦体験や競技など、体験型の企画が用意されている。

 

今年は、特別企画「とよたさん研究所ユニバース とびだせ!!とよたで宇宙を感じてみりん!」を開催する。手作りプラネタリウムの投映、とよたの星空紹介、惑星探査機はやぶさ、はやぶさ2の実物大模型展示のほか、はやぶさに使われた技術の体験や星座早見盤づくりや惑星土団子づくりが体験できるほか、バルーンデコレーションをバックに、作った作品と一緒に写真撮影が出来るコーナーなど、多彩な企画が用意されている。

 

【TESフェスティバル2019 概要】

主催 : トヨタ技術会TESフェスティバル実行委員会(TES : Toyota Engineering Society)

トヨタ自動車に勤務する社員が任意で加入する団体で、会員の技術・技能の向上及び親睦を図り、様々な事業の技術分野の発展に寄与することを目的に1947年に発足。会員数は約30,000名。

<主な内容>

  • こども乗りものデザイン展(エントランスホール):小学生が描いた“みんなが笑顔になる乗りもの”をトヨタの匠の技で具現化。ミニチュア10作品、絵を描画した物流トラックを展示。優秀作品約500点の原画も展示。
  • 人とつながるAIロボットショー(メインステージ):トヨタ技術会のモノづくりチャレンジ!「人」と「ロボット」が協力して大縄跳びを披露。「人」が縄を回し、「ロボット」が「AI」で縄を跳ぶタイミングを判断して跳躍。
  • 集まれ!トヨタの乗りもの[南駐車場 メインステージ(西広場)]:WEC、WRC、全日本ラリー、ニュルブルクリンクで走ったスーパーカーへの乗車や記念撮影、2000GTボンドカー展示など、普段見られないトヨタ車が一堂に集結。未来の乗りものCARTIVATOR「空飛ぶクルマ」の1/6モック特別展示や、ふわふわエアドーム、実車へのお絵かきコーナーなど小さなお子供向けコンテンツも併設。
  • アイデアオリンピック(メインステージ 西広場):トヨタのエンジニアと高校・大学生がスマートシティ向けのオリジナルの乗りものを共同製作。午前中の発表会で乗りものを初披露し、午後から乗車体験会を実施。
  • 自動運転プログラミング体験(コンコース1F北):小学校高学年の子供を対象とした、自動運転ミニカーを用いたプログラミング体験。パラメータを変更し自動ブレーキの仕組みを楽しく学ぶ。
  • 自動運転ミニカーバトル(コンコース1F北):オリジナルミニカーを用いて、既定のコースを安全かつ速くゴールにたどり着けるかを競う。トヨタのエンジニアの有志チームに加え、高校・大学生チームも参加予定。
  • クルマづくりお仕事体験(コンコース1F東 東広場):世界に1つの自分だけのオリジナルミニカー制作、実車のタイヤ交換、ゲーム感覚の組立作業練習を通してクルマづくりのお仕事を体験。
  • はたらく乗りもの大集合(南駐車場):東海地区最大級の規模ではたらく乗りものが大集合。制服を着用してのお仕事体験や乗車体験、記念撮影を実施。出展企業による圧巻の作業パフォーマンスを体感。
  • くるま育研究所(コンコース1F南):自分自身をクルマに見立て、ペーパークラフトカー「くるまっち」を制作。また、様々な生活用品にハンドルとヒトを取り付けることで移動の価値を発見する「はんどるさん」を体験できます。
  • はじめてのドライブ(コンコース1F南):未就学児童の子供を対象に段ボールのクルマでドライブを実体験。ガソリンを入れたり洗車をしたり、楽しく自動車ごっこが体験できる。
  • オリンピック・パラリンピック技術展示(西広場):2020年に向けたオリパラ応援企画。展示ブースで活躍する選手や道具・技術について学び、体験ブースでは実際に車イスバスケ・義足走行の体験もできる。
  • スタンプラリー(エントランスホール):会場内7か所でスタンプを集めると景品がもらえる。

 

【「とよたものづくりフェスタ2019」 概要】

主催 : とよたものづくりフェスタ実行委員会

とよたものづくりフェスタを運営する組織として2006年発足。市内のものづくり学習に携わる団体メンバーを中心に構成。

<主な内容>

  • つくってみよう みてみよう チャレンジしてみよう 物販(42ブース):市民による様々なものづくり体験ブースをはじめ、ロボット操縦体験や制作品での競技や実践にチャレンジするブースもある。(エントランスホールコンコース1F 南駐車場)
  • WE LOVEとよたコーナー(10ブース):ものづくりのまちとよたをPRするコーナー。小原和紙を使った缶バッチづくりや、豊田で生まれたトコ積木などで楽しむことができる。(コンコース2F)
  • わくわくデコレーション:バルーンアーチやオブジェで会場を華やかに演出。作品と一緒に撮影できる特設コーナーも設置。(コンコース1F東)
  • [特別企画]とよたさん研究所ユニバース飛び出せ!とよたで宇宙を感じてみりん!(8ブース):宇宙をテーマに科学・ものづくりを楽しむことができるエリア。手作りプラネタリウムの投影、惑星探査機「はやぶさ、はやぶさ2」の実物大模型展示、技術体験など。(コンコース2F)

 

【その他の企画】

  • とよたまんぷく広場(フードコート):1日限りの食の祭典!とよたのご当地グルメ五平餅などを含めた話題のグルメが盛りだくさん。(東広場 西広場)
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