「アウディ R8 LMS」がもてぎスーパー耐久5時間レースで総合優勝

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9月14日・15日にツインリンクもてぎで開催された、ピレリ・スーパー耐久シリーズ2019第5戦「もてぎスーパー耐久5時間レース」で、アウディジャパンがサポートするST-XクラスのX Worksチーム、83号車X WORKS R8 (Audi R8 LMS)が、スーパー耐久において初めての総合優勝を果たした。また、Audi RS 3 LMSが参加するST-TCRクラスでは、WAIMARAMA KIZUNA RACING TEAMの22号車が2位、Audi driving experience Japanチームの33号車が3位表彰台を獲得し、さらにTRACY SPORTSチームの998号車 Z-REX ADVICS R8 TRACY(Audi R8 LMS CUP)もST1クラスで2位の成績を収めた。

 

 

今回のエントリー数は全8クラス52台で、敬老の日を含む3連休ということもあり、サーキットは多くのファンが訪れた。14日午後の公式予選は、A、Bドライバーのベストタイム合算で争われ、83号車 X WORKS R8のTSE KA HING選手/THONG WEI FUNG SHAUN選手/TANG PHILIP選手(ツェ・カヒン選手/ショウン・トン選手/タン・フィリップ選手)組がグリッド最前列の2位を獲得。15日の決勝レースは12時にフォーメーションラップがスタートした。

 

優勝した83号車 X WORKS R8は、ドライブスルーのペナルティが科せられたにもかかわらず、粘り強い反撃を見せ、ゴールまで残り7分で先行車両に追いつき、初優勝を果たした。また、Audi RS 3 LMSが参加するST-TCRクラスでも、WAIMARAMA KIZUNA RACING TEAMが2位、Audi driving experience Japanチームが3位という結果を残した。

 

アウディ ジャパンは、アウディ オーナーの間ですでにおなじみとなっているAudi driving experienceの上級クラスCircuit trial Time trial sessionの総合優勝者1名に対し、特別賞としてAudi race experienceへの参加権利を提供している。2019年度にその権利を得たAudi RS 3オーナーの阿野 雅樹氏は、昨年の参加者同様、スーパー耐久5時間レースに参戦した。

 

阿野氏は、Super GTでAudiチームで活躍するドライバー富田 竜一郎選手、特別ゲストドライバーの柳田 真孝選手、Audi driving experienceインストラクター中原 英貴選手、計4名からなるAudi driving experience Japanチームの一員として、Audi RS 3 LMSのステアリングを握り、見事に表彰台を獲得した。

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