トーヨータイヤ、オフロードレース「SCORE BAJA 400」参戦選手をタイヤの供給でサポート

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トーヨータイヤは、米国タイヤ販売子会社Toyo Tire U.S.A. Corp.(以下TTC)ならびにメキシコタイヤ販売子会社NT Mexico S.De R.L.De C.V(以下NTM)とともに、9月18日(水)から9月22日(日)の5日間、メキシコで開催される第1回「SCORE BAJA 400(バハ400)」に参戦する7選手に対し、自社製ピックアップトラック/SUV用オフロードタイヤ「OPEN COUNTRY(オープンカントリー)」シリーズの供給で参戦選手をサポートすることを発表した。

 

SCOREインターナショナルが「SCORE World Desert Championship」(全4戦)の一つとして今年新設したBAJA 400は、そのレース結果によってSCOREシリーズ最終戦となるBAJA 1000のスタート順位を決める重要な一戦となる。第3戦となる今回のレースは、メキシコのバハ・カリフォルニア半島に位置する都市エンセナーダを出発し、全行程400マイル(約644km)を走り抜けて同地に戻るループ形式となっている。当シリーズは、起伏に富んだ砂漠地帯や岩場の多い山岳地帯を、昼夜を問わずノンストップで走るため、世界で最も過酷なオフロードレースのひとつと呼ばれており、その厳しい環境ゆえに完走そのものが困難なため、高いドライビングテクニックはもちろんのこと、悪路走破性や耐久性に信頼のおけるオフロードタイヤが不可欠となる。

 

トーヨータイヤが供給する「OPEN COUNTRY M/T-R」、「OPEN COUNTRY R/T-R」は、北米で高く評価されている本格オフロード向けピックアップトラック/SUV用タイヤ「OPEN COUNTRY」をレース用にチューンアップしたタイヤである。「OPEN COUNTRY」のアグレッシブかつ機能的なデザインを有するトレッドは、悪路走破性のみならず、トラクション性能やブレーキ性能の向上にも寄与し、タイヤ構造はオフロードレースで培ったノウハウを生かした、耐外傷性の高いタフネス構造となっている。

 

今回のレースでは、第1戦「SCORE San Felipe 250」、第2戦「SCORE BAJA 500」で連勝中のAndy McMillin(アンディ・マクミラン)選手をはじめ、Bryce Menzies(ブライス・メンジス)選手、Robby Gordon(ロビー・ゴードン)選手、BJ Baldwin(ビージェイ・バルドウィン)選手、Tavo Vildosola(タボ・ヴィルドソラ)選手、Luis Javier Pelayo(ルイス・ハビエル・ペラーヨ)選手、Santiago Creel(サンティエゴ・クレール)選手など、トーヨータイヤおよびTTC、NTMとスポンサーシップ契約を結んでいる選手の参戦車両に「OPEN COUNTRY M/T-R」、「OPEN COUNTRY R/ T-R」を供給し、総合優勝をめざすと述べている。

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