レクサス・デザイン・アワード 2020の審査員・メンターが決定

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LEXUSは、国際デザインコンペティション「LEXUS DESIGN AWARD 2020」の審査員及びメンターが決定したことを発表した。通算8回目を迎える本アワードは、デザインやテクノロジーの力で、豊かな社会とより良い未来を創造する新進気鋭のクリエイターを育成・支援することが目的。次世代のクリエイターをさらなる飛躍へと導くため、今年もアート、デザイン、テクノロジーなど様々な分野のリーダーやイノベーターを審査員・メンターに迎えたとしている。

 

審査員には、「TIME」誌において2019年「世界で最も影響力がある100人」のひとりに選ばれたジーン・ギャング氏が新たに参加する。ギャング氏は、個人、社会、環境を俯瞰し、その関係性を統合・循環させるデザイン思考に基づく作品づくりで知られ、そのアプローチはLEXUS DESIGN AWARDが目標として掲げる「Design for a Better Tomorrow(より良い未来を創造するためのデザイン)」にも通じる。今回から加わったギャング氏、昨年に引き続き審査員を務める、ニューヨーク近代美術館(MoMA)建築・デザイン部門シニア・キュレーターのパオラ・アントネッリ氏、テクノロジストおよびピュブリシス・サピエント社最高体験責任者のジョン・マエダ氏、そしてLexus International President澤 良宏氏とともに、新たな観点から応募作品を審査する。

 

また、今回は新たに3名のメンターが加わる。1人目は、デザインエンジニア、アーティスト、起業家、発明家、クリエイティブ・ディレクターなど様々な肩書きをもち、国際的なアワードも多数受賞するジョー・ドーセット氏。2人目は世界各国の文化にインスピレーションを受け、各地の職人とのコラボレーションにより特徴的な家具や装飾品を制作するイギリス人デザイナーのベサン・グレイ氏。そして3人目は建築家、インテリアデザイナー、プロダクト・デザイナーとして受賞歴を持ちながら、メディアアーティストとしても知られるイギリス系カナダ人のフィリップ・マロイン氏。以上の3名に加え、昨年に引き続き参加するOMA New York代表の建築家、重松象平氏を加えた総勢4名が審査員を務める。

 

世界各国からの応募作品を審査員が評価し、2020年1月に「LEXUS DESIGN AWARD 2020」のファイナリスト6名が発表される。ファイナリストは世界有数のデザイン拠点であるニューヨークに集結し、「INTERSECT BY LEXUS – NYC」にて開催するワークショップを皮切りに、4名のメンター陣にアドバイスを受けながら自らの応募したデザインコンセプトをプロトタイプ化するメンターシップを受けることができる。世界で活躍するメンター陣からのアドバイスを通して、クリエイティブ、デザイン、製造に関する知識と経験に触れ、想像を現実にする力を養える。

 

ファイナリストのプロトタイプは、2020年4月に開催されるミラノデザインウィークにおいて展示され、4月20日のプレスデーにおいてプロトタイプ6作品の中からLEXUS DESIGN AWARD 2020のグランプリ受賞者が発表される。

 

なおLEXUS DESIGN AWARD 2020は、今年度の作品応募を2019年10月14日(月)まで受け付けている。

詳細 : https://lexus.jp/brand/lexus-design/design_award

 

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