全国ショールーム訪問・グレスタ登美ヶ丘 カフェ・レンタルスペースが揃うダイハツ・日産の認定中古車合同店舗

店舗 コラム・特集

今回紹介するショールームは、奈良ダイハツと奈良日産の認定中古車合同店舗である「グレスタ登美ヶ丘」。両ブランド合わせて170台を超える展示規模に加え、敷地内にカフェとレンタルスペースを併設し、地域住民が気軽に利用することができるのも大きな特徴となっている。

グレスタ登美ヶ丘は、近鉄けいはんな線・学研奈良登美ヶ丘駅からも近い市街地に立地。奈良県内では人口が増加傾向にあり、今後も市場拡大の可能性があることに加え、両社ともすでに登美ヶ丘に新車の店舗を構えていたこともあり、共同で中古車の店舗を構えることになった。

ダイハツの店舗は、女性ひとりでも気軽に入店できるような雰囲気を目指し、ショールームは白と木目を基調とすることで、ナチュラルテイストに仕上げた。加えて、授乳室も完備することで、乳幼児連れの方でも利用できる環境が整えられている。

一方、日産の店舗は、ショールーム内にスポーツカーがずらりと並ぶ対照的な空間。基本的には今も販売されている車種の中古車がメインとなるが、中古車市場の中でも希少な存在となっているモデルが入荷してくることもあり、耳早いユーザーなどはインターネットで情報を獲得し、県外からの来場者も非常に多いという。日産グローバルアワードを4年連続受賞している中古車登美ヶ丘店の店長は「GT-Rの中古車販売も日本一になったので、セダンやミニバンだけでなく、スポーツカーの展示を充実させて他との差別化を図りたい」と今後の展望を話す。

また、両店舗とも、専用の商談コーナーや納車室といった、中古車専売拠点においては珍しい設備を備えているのが特徴。ダイハツの納車室はボタン操作で透過ガラスとすりガラスに切り替えることもできるほか、自分の乗車している姿を確認できる大型の鏡が好評を博している。日産のショールームでは、グループ会社の神戸紅茶が製造する紅茶を用意し、おもてなしにも注力している。

 

■軽自動車からスポーツカーが揃うユニークな展示場

グレスタとは、グリーン(Green)とレストエリア(rest area)をあわせた造語で、地域の方にとって、気軽に集えるスポットでありたいという想いが込められ、今年の春敷地内にカフェとレンタルスペースをオープン。クルマの事以外にも地域住民との接点を創出することで、ランドマークのような存在として将来的には多くの人で賑わう“タウン化”を目指している。

カフェ「オランジェ」は看板メニューのシュークリームだけでなく、今回の出店に合わせてパンも提供され、オープンから間もないが早くも賑わいを見せている。レンタルスペース「グレスタDプラス」は奈良ダイハツが運営し、会議用テーブルや椅子、ミニキッチンや冷蔵庫、プロジェクター&スクリーンなどの設備も準備。カルチャースクールや地域の会合、各種イベントなど、幅広い用途で利用が可能だ。さらに、奈良市、生駒市、木津川市、精華町に住んでいる場合は地域割引も適用される。

奈良ダイハツU-CAR登美ヶ丘の店長は「複数の店舗が集まることによって相乗効果での集客に期待できる」と合同店舗ならではのメリットを説明する。また「ダイハツ、日産、カフェ、レンタルスペースの4拠点でのスタンプラリー初開催し、この他にも集客につながるようなイベントを適宜実施することで、常に賑わいのある場所にしたい」と今後の抱負を話してくれた。

【店舗概要】

住所=奈良県奈良市登美ヶ丘5-13-1電話=0742-81-7211(ダイハツ)/0742-45-8123(日産)▽営業時間=10時~18時(ダイハツ)/9時30分~18時(日産)▽定休日=水曜日(カフェは異なる)

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