パナソニック、大画面カーナビ「ストラーダ」ラインナップを拡充 ストラーダ史上最高画質の10V型サイズを新設定

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パナソニック オートモーティブ社は9月4日、SDカーナビステーション「ストラーダ」のラインナップを拡充し、11月上旬に発売すると発表した。
新たに発売されるのは、大画面Fシリーズ3機種、7V型の上位モデルRXシリーズ2機種、そしてスタンダードのREシリーズ4機種の合計9機種。価格はいずれもオープン価格となっている。

■ストラーダ史上 最高画質を誇る10V型大画面「Fシリーズ」

まず、大画面「ダイナビッグスイングディスプレイ」を搭載した「Fシリーズ」では「CN-F1X10BD」、「CN-F1X10D」、「CN-F1XD9D」の3機種を発売する。

このうち「CN-F1X10BD」、「CN-F1X10D」は、ストラーダ史上最大となる10V型ディスプレイを採用したのが大きな特徴。同社従来品(9V型)と外形サイズを変えずに狭額縁とすることで、大画面を実現している。また2DINサイズのコンソールがあれば搭載可能な独自のフローティング構造を採用することで、大画面でありながら業界最多の400車種以上に取り付けが可能。さらに、ディスプレイの上下スライド、前後チルト、奥行き調整(取り付け時のみ)、左右各15度のスイング機能「DYNABIGディスプレイ」を搭載し、良好な視認性と操作性を実現している。

10V型のディスプレイには、明るく色鮮やかで斜めからでも見やすい「HDブリリアントブラックビジョン」を搭載。高解像度のHDパネルと広視野角、高輝度のIPS液晶の採用に加え、ディスプレイ表面の低反射(AGAR)フィルムや空気層をなくしたエアレス構造により、外光の反射、液晶光の内部反射等による映り込みを抑制。これにより、表示解像度を2018年モデルの「CN-F1XVD」と比較して2.4倍に向上し、これまでにない高画質を実現。ブルーレイや地デジを10V型大画面の迫力と高精細なHD画質で楽しめる。なお、CN-F1X10BDはブルーレイ再生に対応し、CN-F1X10DとCN-F1XD9Dは、DVD再生に対応している。

HDブリリアントブラックビジョン搭載

■7V型モデルも視認性を大幅向上「RXシリーズ」「REシリーズ」

7V型モデルはブルーレイを搭載する上位のRXシリーズが 「CN-RX06WD」、「CN-RX06D」の2機種、スタンダードのREシリーズは「CN-RE06WD」、「CN-RE06D」、「CN-RE06WD」、「CN-RE06D」の4機種を発売。両シリーズともディスプレイを改善し、従来比で輝度1.3倍、コントラストを1.5倍に高めてモニターの視認性を向上した。映像や地図がより見やすくなり、さらに交通事故防止対策のカラー舗装や、東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて変更された標識情報までリアルに反映させた、わかりやすい地図表示でドライバーを案内する。

RXシリーズ

■ドライバーをアシストする安全・安心サポート機能

機能面では、全モデルでドライバーをアシストする安全・安心運転サポート機能を搭載した。

見落としがちな道路標識情報などを事前に音声と画面表示で知らせ、旅先など不慣れな道での走行をサポート。さらに生活道路区域である「ゾーン30」は色分けで表示し、エリア内で速度超過するとドライバーに注意を促す。

また、高速道路上のSA/PAでは、出発する際に音声と画面表示で逆走の注意喚起し、逆走すると検知(一部の高速道路のみ)して、直ちに音声と画面表示で警告する。今回新たに都市高速に対応するとともに、SA/PA入り口部など、逆走の起こりやすい箇所に対応し、逆走検知箇所を増加させた。

さらに、スムーズな走行をサポートする高度化光ビーコンの情報を活用する「信号情報活用運転支援システム」にも対応(別売ETC2.0車載器と連動対応)し、快適なロングドライブを実現する。

■ストラーダ専用ドライブレコーダーを新設定

新型ストラーダの発売に合わせて、ストラーダ専用のドライブレコーダーも発売される。前方を録画する1カメラタイプ「CA-DR03」と、後方も録画できる2カメラタイプ「CA-DR03TD」の2機種で、11月上旬に発売する。

  

2カメラタイプの「CA-DR03TD」は、車体の前後を同時に録画するほか、走行中にカーナビ画面で後方の映像を確認できる「ワンタッチ後方ビュー」機能や、バック時にリバース連動で後方の目視補助を行う「リバース後方ビュー」機能も搭載。さらにドライブレコーダー搭載を車外に認知させるオリジナルステッカーも付属し、あおり運転の不安にも対応している。

両機種とも、カメラは業界最高水準F値1.4の明るいレンズを採用。これにより最低被写体照度0.1ルクスでの撮影を可能としており、夜間の走行時や駐車時などの暗いシーンも鮮明に録画することが可能となっている。

さらに、エンジンを停止した駐車時も振動を検知して録画を開始する「駐車録画」モードを搭載しているほか、万が一の事故時にもファイルの破損を防ぐバックアップ電源も搭載している。録画した映像はカーナビの画面上で確認できるほか、再生時に録画地点の確認も可能となっている。

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