ブリヂストン、ウェブサイトでスタッドレスタイヤの摩耗状況を診断するサービスを開始

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ブリヂストンのグループ会社であるブリヂストンリテールジャパンは、AIを用いて、ウェブサイト上でスタッドレスタイヤの摩耗状況を診断するサービスを、2019年9月17日より全国で開始することを発表した。

 

今回実施されるサービスは、乗用車用タイヤのトレッド面(接地部)をスマートフォンで撮影し、その画像をウェブサイト上で、AIが摩耗状況を診断し結果を表示するもので、これまで展開していた夏タイヤのみならずスタッドレスタイヤにおいても摩耗診断が可能となる。なお、ブリヂストンは、このサービスは、ユーザーがスマートフォンで撮影した画像のみで簡易的にAIが診断を行うため、この判定が安全な走行を前提とした継続使用の可否、交換の必要性を必ずしも保証するものではなく、診断後、タイヤ販売店での点検をすすめている。

 

スタッドレスタイヤは、新品タイヤの溝深さの半分(50%摩耗)までを冬タイヤ用途で使用することができ、ブリヂストンのスタッドレスタイヤには、プラットホームを搭載し、溝深さが半分になったことを目視でわかるようになっている。 このサービスでは、AIがその溝の深さの目安を基に摩耗状況を診断し、「良好」「注意」「警告」の3つのレベルで示される。

 

ブリヂストンは、タイヤ点検サービスを提供する拠点が減少する中、ユーザー自身で手軽にタイヤの摩耗状況を確認できるサービスとして提供するものであると説明している。 また、ユーザーが診断結果に基づき、気軽にタイヤの相談ができるよう、診断結果の表示後、近隣の「タイヤ館」「コクピット」で、タイヤに関する相談をする場合の時間の予約サービスも一部店舗にて提供している。ブリヂストングループは、よりユーザーのニーズに応えた商品を提供するだけでなく、さまざまなサービスを融合しながら、カスタマーの安全・安心なカーライフ並びに、クルマ社会へ貢献していくと述べた。

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