メルセデスベンツ 新型「CLA」/「CLAシューティングブレーク」をフルモデルチェンジ

新車情報

メルセデス・ベンツ日本は、「CLA」および「CLAシューティングブレーク」をフルモデルチェンジし、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて、8月27日より予約注文の受付を開始した。なお、納車はCLA各モデルは本年10月頃、CLA シューティングブレーク各モデルは12月頃を予定している。

 

 

パワートレーンは、CLAとCLAシューティングブレークそれぞれに、最高出力150PS(110kW)、最大トルク320N・mを発生する2.0リッター直列4気筒 ターボのクリーンディーゼルエンジンに、8G-DCT(8速デュアルクラッチトランスミッション)を組み合わせた「CLA 200 d」と、最高出力224PS(165kW)、最大トルク350N・mを発生する2.0リッター直列4気筒ターボエンジンに、7G-DCT(7速デュアルクラッチトランスミッション)を組み合わせた「CLA 250 4MATIC」が設定されている。

 

「CLA 250 4MATIC」のエンジンに組み合わされる可変トルク配分型の四輪駆動システム「4MATIC」は、あらゆる路面状況において常に最適なトラクションを発揮し、高い操縦性と走行安定性を実現している。通常はほぼ100%前輪駆動で走行し、状況に応じて効率的に後輪にトルクを配分し、オフロードや雪道などでは瞬時に適切なトルク配分を行い、高い操縦性と走行安定性を確保。オンロードでもコーナリング時に積極的に後輪にトルクを配分し、俊敏なハンドリングと高い安定性を実現している。

【基本思想「Sensual Purity(官能的純粋)」に基づいたデザインを採用】

新型CLAは、「Sensual Purity(官能的純粋)」というデザインの基本思想に基づき、キャラクターラインやエッジを大幅に削減した輪郭など、シンプルな造形でありながら、流麗、かつ、力強さも表現したエクステリアデザインが採用されている。ワイド&ロー、かつスポーティなデザインは外観だけではなく、空力性能の改善にも貢献しており、Cd値は0.23を達成し、クラストップレベルの空力性能を実現している。

 

高い質感と若々しさを感じさせるインテリアデザインは、新型Aクラスの基本的デザインを踏襲し、ダッシュボードはインストゥルメントクラスター上方のカウルを廃止し、ワイドスクリーンディスプレイが、そのダッシュボードの上部に置かれることで、 より解放感があり、横方向のワイドさを強調するデザインとなっている。5つの円形のエアアウトレットは、ジェットエンジンのタービンを想わせるスポーティなデザインを採用しているほか、アンビエントライトは全64色と、先代モデルの5倍に拡大された。

 

 

また、デザインを追求する一方で、ボディが拡大したことにより室内空間のゆとりも改善されており、先代モデルと比較して、前席の室内幅は1,457mmと35mm、後席の室内幅は1,454mmと44mm、前席のヘッドルームも1,023mmと17mm拡大されているほか、リアシートのバックレストは4:2:4分割可倒式を採用している。

 

【対話型インフォテインメントシステム「MBUX」とワイヤレスチャージング機能を装備】

人工知能による学習機能で、特定のユーザーに適応する個別対応能力を備えた、対話型インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクス ペリエンス)」を装備しており、高精細ワイドスクリーン コックピット(10.25インチワイドディスプレイでタッチスクリーン操作対応)や、多くのインフォテインメント機能(目的地入力、電話通話、音楽選択、メッセージ入力・読み上げ、気象情報)に加え、クライメートコントロール、各種ヒーター、照明など多様な便利機能にも対応している自然対話式音声認識機能を備えたボイスコント ロールなども採用されている。また、スマートフォンのコネクティビティ関連機能も拡張され、Qi規格対応機種の携帯電話を無線充電する「ワイヤレスチャージング機能」を前席に全車標準装備している。

 

【充実した安全機能と、ステアリングアシストなどの運転支援機能を採用】

新型CLAには、高度化されたステレオマルチパーパスカメラとレーダーセンサーの働きにより周囲の 交通状況をより的確に把握することができるようになり、機能が大きく強化された「レーダーセーフティパッケージ」を装備しているほか、フラッグシップモデルであるSクラスに搭載されている、最新の安全運転支援システムと同等のシステムをオプションとして設定している。歩行者や車両の飛び出しを検知した場合や、先行車両や障害物を回避できない場合の自動緊急ブレーキによる被害軽減機能、車線維持機能、斜め後ろの死角の車両との衝突回避を支援する機能などが備わっている。

 

今回、新たにステアリングアシストが採用された。また、システム起動時に高速道路上で自動停止した場合、30秒以内(一般道は3秒以内)であれば自動再発進が可能となり、渋滞時のドライバーの疲労を大幅に低減する。さらに、「アクティブレーンチェンジングアシスト」は、ドライバーがウインカーを点滅させた場合、行き先の車線に車両がいないことを確認して、自動で車線を変更する。ほかにも、走行中にドライバーが気を失うなど万が一の場合には、自動的に車線を維持しながら緩やかに減速・停止する「アクティブエマージェンシーストップアシスト」も搭載している。

価格(消費税10%込):「CLA」/472万円~534万円、「CLA シューティングブレーク」/482万円~544万円

 

 

 

Tagged