パイオニア、「ロジスティクスソリューションフェア2019」でクラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」などを紹介

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パイオニアは、8月27日(火)、28日(水)の両日、東京ビッグサイトで開催される「ロジスティクスソリューションフェア2019」に出展する。なお8月27日(火)13:40~14:10 西3ホール内 プレゼンテーションセミナーB会場において、「通信ドライブレコーダーを活用した安全運転管理」をテーマにしたプレゼンテーションも実施する予定としている。

 

「ロジスティクスソリューションフェア2019」は、ロジスティクスの高度化・効率化に関わるさまざまな製品、サービスなどを広く情報発信し、産業界が抱える課題解決の一助となることを目的とする展示会。

 

パイオニアのブースでは、物流におけるドライバー不足や業務の効率化といった課題解決を支援する業務用カーナビゲーションや通信ドライブレコーダー、それらを活用したクラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」などを紹介するとしている。また、コンピュータープログラムで作成された機能を外部のプログラムから利用するための仕様である“ビークルアシスト API(Application Programming Interface)サービス”を用いて、連携した株式会社イージスワン(運送事業者向け基幹システム「AEGISAPP運送業2」)、株式会社ドコマップジャパン(車両動態管理システム「docomap Eye」)、株式会社トワード(運行管理プラットフォーム「Dac-SAM/tr」)のクラウドサービスも展示する。

 

【クラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」】

クラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」とは、パイオニア製の車載端末(カーナビゲーションや通信ドライブレコーダーなど)から、通信回線を使って送信される精度の高い車両位置情報や走行データを基に、リアルタイムな車両位置の把握や、訪問コース・業務内容の指示も行える運行管理・支援サービス。今回の展示では、手軽に導入できる「パッケージサービス」に加え、既にカスタマーが保有している配車計画・倉庫管理などのクラウドサービスと連携できる「Web APIサービス」を紹介するとのこと。

 

【イージスワン社の運送事業者向け基幹システム「AEGISAPP運送業2」】

配車計画、動態管理、運転日報自動作成、取引先ごとの運賃自動計算および請求書作成が可能な運送事業者向けのクラウドサービス。パイオニア製業務用カーナビゲーションを端末として活用し、ビークルアシストAPI経由で動態情報を取得する。休憩時間の情報を取得・計算し、運転が連続4時間を超えるとアラートで自動警告するなど、今まで手作業で行っていた業務をIT化することで生産性を向上させる。

 

【ドコマップジャパン社の車両動態管理システム「docomap Eye」】

ドコマップジャパン社の運送業に特化した車両の位置情報管理システム「DoCoMAP」をベースに開発した車両動態管理システム。パイオニア製通信ドライブレコーダーを端末として活用し、通信にはNTTドコモ社製SIMカードを使用する。車両の動態管理のほか、ドライバーの挙動(衝突検知・急ハンドル・速度超過・急加速・急減速)を検知し、前後20秒の動画と共にLINEまたはメールで管理者へ通知する。

 

【トワード社の運行管理プラットフォーム「Dac-SAM/tr」】

パイオニア製業務用カーナビゲーションおよび通信ドライブレコーダーを端末として活用し、通信回線でサーバーと接続する運行管理プラットフォーム。車両の動態管理、メッセージによる業務指示や運行コースの送信・進捗管理、危険運転の把握や自動日報作成など高度な運行管理・支援を行えるほか、さまざまなサービスメニューを追加できる高い拡張性を備えている。

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