光岡、アルファード/ヴェルファイアベースの新型搬送霊柩車を設定

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光岡自動車は、搬送霊柩車の「フュージョン」シリーズに新たに『プレミアムフュージョン』を追加設定し、8月20 日から発売する。

搬送霊柩車の「フュージョン」シリーズは、ご遺体などを搬送する搬送車としての活用と、霊柩車としても使用できる一台二役の霊柩車。 今回、そのシリーズの頂点となる『プレミアムフュージョン』は、棺室内の機能性を大幅に拡張し利便性を高め、新設計の室内装飾は高級感漂うインテリアデザインに仕上げられた。 また、そこに使用する革や木目調パネルの種類や色を変更することができ、ユーザーの趣向に合った棺室内に作り上げるカスタム性も備えている。 一般的には霊柩車室内の装飾デザイン選択が可能な例は少なく、「カーライフ・エンターテインメント」を信条とする同社ならではの新型搬送霊柩車となっている。

なお、同モデルは8 月20 日(火)から22 日(木)までの3 日間、東京ビッグサイト(東京都・江東区)で開催される「エンディング産業展2019(ENDEX)」にて初披露される。

●新型搬送霊柩車 『プレミアムフュージョン』

搬送霊柩車の「フュージョン」シリーズは、少子高齢化社会により家族葬などといった多様化する葬儀形態の増加や、葬祭業界の常態的な人材不足を補うため、業務の汎用性と効率化を求めるニーズに応える為に開発された搬送車と霊柩車の役割を一台で担う、一台二役の多機能車。

そのシリーズの頂点となる今回の『プレミアムフュージョン』は、棺室内に業務に使用する道具や装備などを収納するラックをオプションで装着する事ができ、収納スペースのカスタマイズが可能な設計となっている。 また、新設計の室内装飾は立体的に作られた構造体としての美しさがあり、キルティングステッチのレザーと艶を抑えた上品な木目調パネルが装飾され、上質で高級感漂うデザインが特長。さらに、このレザーと木目調パネルの色や種類を選択可能にする事で、全く異なる棺室内の雰囲気を作り上げることができるカスタマム性を備え、趣向や地域に合わせて変更できるのも大きな特長となっている。

外観は、クォーターピラーに『KIZASHI』(キザシ)と名付けられたランドボーを標準装備して近未来的な意匠とし、『KIZASHI』(キザシ)のリアゲートガラスを左右に覆うような造形により、リアビューをより先鋭なスタイルへ昇華させた。この特長的な造形によって、より印象深く付加価値の高いお見送りのシーンを演出する。

◆ 搬送霊柩車 アルファード/ヴェルファイア 『プレミアムフュージョン』 車両概要

【外観】 フュージョン専用「KIZASHI」(キザシ)パネル/フュージョン専用リアパネル/専用ストライプ
【棺室】 プレミアムフュージョン専用装飾棺室インテリア/ストレッチャー兼用棺台(2,100mm×620mm)
【車両寸法】 4,945mm×1,850mm×1,935mm (全長×全幅×全高)
【排気量】 2.5L
【駆動方式】 2WD / FF および 4WD
【乗車定員】 3 名
【発売日】 令和元年8 月20 日(火)
【価格】498万円~537万8400円(4WD、522万~563万7600円)

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