トヨタモビリティ東京、千住警察署と交通安全イベントを開催

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トヨタモビリティ東京(片山守社長)は7月30日、東京・千住警察署とともに交通安全イベント「考えよう!未来の自分に安全装置」を開催。警察関係者をはじめ地域住民、交通安全推進委員等が来場し、VR(仮想現実)を使ったシミュレーターで、現在トヨタ車が新車に標準装備されている安全機能を体験した。

VRのゴーグルを装着すると、コンビニエンスストアの駐車場に停車中の車両を運転している状態になり、体験者は①アクセルを大きく踏み込んでも車が急発進しない=プリクラッシュセーフティが作動と、②クリープ現象から自動的に停止する=インテリジェントクリアランスソナーが作動、という二つの安全機能を体験できる。

体験者の中には、長年にわたり千住署管内で交通安全活動に取り組む、高齢者交通指導員のメンバーもおり、先進の安全機能を体験する格好の機会となった。

千住警察署・交通課 馬渡課長

千住警察署・交通課の馬渡幸一課長は「本年4月、豊島区で高齢ドライバーによる事故以来、全国的に高齢ドライバーによる事故が多発し社会的に注目を集めている。高齢ドライバーによる事故防止を推進するため、免許証の自主返納とサポートカー普及に努めたい」と話した。

一方、先進安全機能を装着していない既販車向けに、トヨタやダイハツ、大手カー用品店から〝後付け〟できる、ペダル踏み間違い等による急加速抑制装置を発売している。さらに、東京都では緊急対策として1割負担でこうした装置を購入・設置できる補助金制度をスタートさせ、7月31日から受付を開始した。

トヨタが発売した後付けの急発進加速抑制装置(ドライバーへの警告表示部分)

都内在住の70歳以上の自家用車ドライバーが対象となっており、都内のトヨタ、ダイハツの車両販売店やイエローハット、オートバックス各店舗で受け付けている。

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