トヨタ WRC フィンランドでタナックが2年連続優勝、ラトバラは今季最高位の3位表彰台獲得

業界ニュース

2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第9戦ラリー・フィンランドの競技最終日デイ4が、ユバスキュラの東側エリアで行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC #8号車)が優勝し、2年連続でラリー・フィンランドを制した。

 

また、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(#10号車)は総合3位でフィニッシュし、3年連続で2台のヤリスWRCが表彰台フィニッシュを果たした。なお、前日のデイリタイア後、ラリー2規定に基づき再出走したクリス・ミーク/セブ・マーシャル組(#5号車)は、リタイアでラリーを終えた。

 

 

ラリー・フィンランドの最終日デイ4は、サービスパークの東側で2本のステージを各2回走行。4本で、計45.74kmのSSが行なわれた。デイ3で首位に立ったタナック選手は、デイ4最初のSS21でベストタイムを記録。総合2位のライバルとの差を22秒に拡げ、最終的には2位に25.6秒差をつけ、第7戦ラリー・ポルトガル以来となるシーズン4勝目を記録した。

 

ラトバラ選手は、総合2位のライバルと12.4秒差でデイ4をスタートし、2本目のSS21で今大会8本目のベストタイムを記録したが、その後逆転には至らず総合3位でラリーを終えた。だが、今シーズン初となるポディウムフィニッシュを果たし、結果、チームはマニュファクチャラーズ選手権ポイントを伸ばし、首位との差は縮小した。なお、デイ4で再出走を果たしたミーク選手は、SS22でコーナー内側の石に当たり、クルマの左前にダメージを負い完走を逃した。

 

 

チーム総代表の豊田章男社長は、「TOYOTA GAZOO Racing WRTは、もう1つの母国“フィンランド”で大勢の温かい地元応援団の声援を受け、3シーズン連続となる勝利をあげることができました。開催地ユバスキュラの街は、今年も「Welcome to My Home Roads」の言葉で我々を迎え、「Hometown Hero」と我々のことを呼んでくれていたそうです。地元の方々をはじめ、声援をいただいた皆さま、ありがとうございました。今回のラリーは表彰台に立った2台に加え、途中で戦線を離脱してしまったクリス、セブ組も含めた3台すべてが序盤からトップ争いを繰り広げる展開でした。一時は3台が1秒以内で総合首位を争うなど、それぞれのドライバーがヤリスWRCに乗ることを本当に楽しんでいるように思えました。3組6人の選手達が楽しみながら、そして、思いっきりクルマを走らせられることがヤリスを、さらに強くしていってくれると信じています。シーズンは後半戦に入りました。2年連続でのチームタイトルの獲得、そしてTOYOTA GAZOO Racing WRTからのチャンピオンドライバー輩出に向け、チームは戦いを続けます。皆さま、引き続き、応援よろしくお願いいたします。」とコメントした。

 

オィット・タナック選手(ヤリスWRC #8号車)は、「優勝を飾り最高の気分です。フィンランドで好結果を残すことは、両選手権にとって非常に重要でした。シーズン後半戦の初戦であるこのラリーの結果は、完璧だといえます。チーム全体が勢いに乗ったので、この後も攻め続けなければなりません。今日の最初の3本のステージではクリーンな走りを心がけましたが、最後のパワーステージではプッシュしました。ミスをすることなくクリーンな走りで良いタイムを狙い、最大ポイントを獲得できました。次のドイツも、今回と同じアプローチで戦うつもりです。」と今回の戦いを振り返った。

 

おすすめ記事

Tagged