国交省 運行中の貸切バスの法令遵守状況の覆面添乗調査を実施

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国土交通省では、民間の調査員に一般の利用者として貸切バスに乗車してもらい、運行中の貸切バスの法令遵守状況を調査しており、今年度も、夏季の多客期から秋季の行楽期において実施することを公表した。

 

国土交通省では、貸切バス事業者の法令遵守の状況を確認するため、監査官が営業所に立ち入る臨店監査や、観光地や空港等のバス発着場において街頭監査を実施している。

 

また、上記に加え、平成29年度から、民間に調査を委託し、一般の利用者として、実際に運行する貸切バスに乗り込んでもらい、貸切バスが運行中、適切に休憩を取っているかや、交替運転者がいる場合確実に交替しているかなどの法令遵守状況の調査を行っており、さらに、今年度においても、調査回数を増やし実施するとしている。

 

上記の調査において、法令違反のおそれが確認された事業者に対しては、後日、国による 監査を実施すると説明している。

 

昨年度までの調査により、2事業者について法令違反のおそれが確認されたため、当該事業者の営業所に監査を実施した。その結果、いずれの事業者についても法令違反が確認されたため、2事業者とも行政処分を実施している。

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