日立オートモティブシステムズ、スタートアップ企業との関係強化に向けPlug and Play社と協業を開始

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日立オートモティブシステムズと、グローバル・イノベーション・プラットフォームとして、世界的な大手企業などとともにスタートアップ企業の支援・育成に取り組んでいるPlug and Play, LLC(本社:米国カリフォルニア、創業者兼CEO: Saeed Amidi/以下、Plug and Play社)は、パートナーシップ契約を結び協業を開始したことを発表した。

日立オートモティブシステムズは、今回のパートナーシップ契約の締結により、自動運転やコネクテッドカーなどの分野において、革新的な技術やアイデアを持つスタートアップ企業との関係を強化すると共に、イノベーション創出を加速させるとしている。

Plug and Play社は、米国シリコンバレーを本拠地に、世界20カ所以上にオフィスを構え、スタートアップ企業や起業家との独自のネットワークを有している。同社は、企業のイノベーション支援のため、モビリティやIoT、サプライチェーンやロジスティクス、スマートシティなどの広範な産業分野にわたる事業促進プログラムを運営している。

日立オートモティブシステムズ CTO兼技術開発統括本部長 山足 公也氏は、「今回のPlug and Play社との協業開始をたいへん嬉しく思っております。当社は、自動車の基幹部品をグローバルに供給している自動車機器システムサプライヤーとして、自動運転や電動化向けの幅広い技術、例えば電子制御ユニットやセンサーシステム、高精度センサー、高出力モーター、高効率インバーターなどを提供しています。私たちは、様々な技術や知見を有するスタートアップ企業との連携を通じて製品力を強化することで、より豊かなモビリティ社会の実現をめざしています。協業により、当社とスタートアップ企業との関係強化に加え、共同開発などの新しい機会を創出していきます。」とコメントした。

Plug and Play社 モビリティプログラム担当バイスプレジデント Sobhan Khani氏は、「我々は日立オートモティブシステムズに当社のネットワークに加わって頂き、たいへん嬉しく思っています。同社と一緒に、モビリティ領域におけるイノベーションを推進していきたいと思います。」と語った。

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