ジェイテクト、業界初「水素環境用軸受評価試験機」を開発 国分工場に設置

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ジェイテクトは、水素環境用軸受評価試験機を開発し、国分工場に設置したことを発表した。

 

水素環境用軸受評価試験機は、純水素ガス環境において軸受を実際の荷重・回転条件で評価できる、業界初の試験機。特殊な回転伝達機構、荷重負荷機構の採用により、水素ガス恒温槽の密閉性を維持し、外部より、ラジアル荷重とアキシアル荷重を同時にかけながら、高速回転での試験が可能な実験設備を開発した。恒温槽とは、内部の温度を長時間一定に保つように制御された容器のことで、この場合、試験機内の水素ガスの温度が-30℃から120℃の間に保たれている。

 

ジェイテクトでは、この試験機の開発により、水素環境中における材料及び潤滑剤の評価が可能となり、水素環境でも安心して使用できる軸受を開発することが可能になったとしている。

 

また、ジェイテクトは、地球温暖化が深刻化する中、今回開発した水素環境評価技術が、ゼロエミッションでクリーンな水素社会の実現に向けて貢献すると述べた。