VW 環境ビジョン「goTOzero」を定義し、グループ企業すべての環境対策を集約

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フォルクスワーゲングループは、環境に関するビジョン「goTOzero」をまとめ、グループ企業のすべての環境対策を、この新たなビジョンの下に集約することを発表した。

 

「goTOzero」は、文字通り環境保護に対するビジョンを定義するもので、フォルクスワーゲングループの企業戦略「TOGETHER – Strategy 2025+」の一環であり、フォルクスワーゲンが包括的な持続可能性を重視する企業になるための、次の重要なステップとなるもの。グループの環境ビジョンは、「気候変動」、「資源」、「大気質」、「環境コンプライアンス」の4つの活動分野から構成され、グループおよび各ブランドレベルにおける数多くの 環境プログラムにとって戦略的な指針となる。また、「goTOzero」のプログラム面においては、 環境に優しい方法で事業を展開し、環境バランスシートを可能な限りCO2ニュートラルに近づけ、 グループ全体の目標を2050年までに達成することを目指している。

 

「気候変動」については、気候変動に関する国連パリ協定を遵守する。目標は、2050年までに環境バランスシートをCO2ニュートラルにすることで、乗用車および小型商用車の製品ライフサイクル全体における温室効果ガス排出量を、2025年までに2015年比で30%削減することを計画している。また、製品ライフサイクル全体における再生可能エネルギーへの移行を積極的に推進するとしている。

 

「資源」については、資源を最大限に有効活用し、素材、エネルギー、水の各分野における循環型経済の取組みを推進する。また、2025年までに、車両の生産に関連して 環境に影響を及ぼす可能性の外部要素(CO2、エネルギー、水、廃棄物、揮発性有機化合物)を、2010年比で1台あたり45%削減する計画であるとしている。

 

「大気質」については、地域の大気の質を改善するために、e-Mobilityへの移行を推進する。2025年までに、グループ内の製品ラインナップにおける電気自動車の割合を20~25%にし、2030年までには、グループの車両フリートに占める電気自動車の割合を少なくとも40%以上に引き上げるとしている。

 

「環境コンプライアンス」については、インテグリティの面において、現代に 適し、透明性があり、そして発展した企業として模範例となることを目指す。その ために、製品ライフサイクル全体にわたるモビリティソリューションの環境への影響を 把握できる、効果的な管理システムを導入するとしている。

 

フォルクスワーゲングループ取締役として環境保護を担当しているオリバーブルーム氏は、「フォルクスワーゲングループは、新しい環境ビジョンにより、グループ各社と ステークホルダーに、明確な方向性を示しています。環境への影響を最小限に抑えるための私たちの取り組みは、車両の開発、生産、使用から、その後のリサイクルに至るまで、製品ライフサイクル 全体に及んでいます。この取り組みには、弊社のサプライヤーにも参加していただきます。サプライヤーも一緒に取り組むことで、初めて私たちは目標を達成することができます」と述べている。

 

 

 

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