横浜ゴム、SUV・ピックアップトラック向けタイヤ「GEOLANDAR X-AT」新発売

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横浜ゴムは、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「GEOLANDAR(ジオランダー)」の新商品として「GEOLANDAR X-AT(ジオランダー・エックスエーティー)」を日本国内で2019年9月より発売する。発売サイズは35×12.50R20 LT 121Q~LT265/75R16 123/120Qの10サイズで、価格はオープンプライス。

 

横浜ゴムは、世界中でSUV、ピックアップトラックの人気が高まる中、「GEOLANDAR」シリーズの新商品投入を加速している。現在、「GEOLANDAR A/T G015」、「GEOLANDAR M/T G003」のほかに、中・大型SUV向けハイウェイテレーンタイヤ「GEOLANDAR H/T G056」、都市型クロスオーバー/中・小型SUV向けタイヤ「GEOLANDAR SUV」を販売。また、SUV、ピックアップトラックユーザーのより幅広いニーズに対応する商品としてエクストラ、エクストリームを表す「X」を冠した商品を展開しており、今回発売する「GEOLANDAR X-AT」に加え、昨年より趣味性を高めたエクストリームマッドテレーンタイヤ「GEOLANDAR X-MT」、今年4月よりハイパフォーマンス・クロスオーバーSUV向けハイウェイテレーンタイヤ「GEOLANDAR X-CV」を販売している。既存4商品に「X」シリーズ3商品を加えた7商品で拡大する市場ニーズに対応していくとしている。

 

「GEOLANDAR X-AT」は、オンロードでの快適性を求めながら、オフロードチューニングやドレスアップを楽しむユーザー向けに開発した商品で、オフロード感溢れるアグレッシブな外観と優れたオフロード性能に加え、オンロードでの快適性や環境性能を両立している。現在販売中のオールテレーンタイヤ「GEOLANDAR A/T G015」とマッドテレーンタイヤ「GEOLANDAR M/T G003」の中間に位置する新カテゴリー商品として展開される。

 

デザイン面では、特徴的なブロックを組み合わせたアグレッシブブロックパターンを採用し、トレッドデザインをサイドウォール上部まで伸長させ存在感を一段と高めるとともに、タイヤ両側のサイド部でそれぞれ異なるデザインを取り入れており、好きなデザインを車両外側に装着できるデュアルサイドブロックデザインを採用している。

 

 

性能面では、トレッドに施したサイプと細溝のコンビネーションがウェット路面や滑りやすいオフロード路面で高いトラクション性を発揮するほか、ショルダー部の横溝とセンター側の縦溝に配したストーンイジェクターが泥や石噛みによるダメージを緩和する。コンパウンドにはトリプルポリマーを採用し、耐摩耗性能と耐カットチッピング性能を確保。また、接地性の高いワイドトレッドデザインや高剛性3プライ構造などにより、操縦安定性や耐サイドカット性能を高めている。

 

横浜ゴムは、2018年からスタートした3カ年の中期経営計画「グランドデザイン2020(GD2020)」のタイヤ消費財戦略において「ホビータイヤ戦略」を掲げ、レースやクラシックカー、オフロードなどあらゆる自動車ユーザーの趣味に対応する新商品の開発と既存商品のサイズラインアップ拡充を進めている。

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