スズキ教育文化財団、奨学生認定証授与式を開催と共に「特別支援学校支援事業」を開始

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スズキ教育文化財団は、令和元年度の奨学生として新たに決定した高校生40名と大学生5名の奨学生認定証授与式を行い、鈴木俊宏理事長(スズキ株式会社 代表取締役社長)より認定証が手渡された。

 

スズキ教育文化財団の奨学金給付事業は、平成12年(2000年)に設立して以来、向学心を持ちながらも経済的な理由で学業に専念できない静岡県内の高校生を対象に行い、平成16年(2004年)からは県内の高校を卒業した大学生にも対象を拡げ、今年で19年目となる。奨学金支給期間は高校生が3年間(月額2万円:高等専門学校生は5年間)、大学生は4年間(月額5万円)で、いずれも返済不要としている。

 

今年度は、静岡県下の高校に進学した新入生28名と、在学中に家庭環境などが急変した高校2、3年を対象とした12名を加え、新規高校奨学生は昨年より15名増の計40名を認定した。現在は、高校生43名、大学生12名に対し給付を行っており、このたび認定した高校生40名、大学生5名を加え、高校生83名、大学生17名の計100名に奨学援助を行う。

 

また、同財団は「奨学金給付事業」と「外国人学校支援事業」に加え、7月より新たに「特別支援学校支援事業」を開始した。この新事業では、障害のある子供たちがスポーツや学習活動を通じてあらゆる可能性を見出せるよう、静岡県内の特別支援学校PTAに対して児童・生徒が使用する物品を寄贈していく。

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