東京キャンピングカーショー2019「バンレボ」ユーザーオリエンテッドを具現化するバンレボリューション 

キャンピングカー イベント

確かな技術力と革新的な発想で、日常使いにも優れるサイズ感のバンやミニバンをベースとした、バンコン(バンコンバージョン)のキャンピングカーの製造を得意とする「バンテック新潟」。オリジナル架装車両「VanRevo(バンレボ)」ブランドは、主力の「VR」「MR」「ディアリオ」をはじめ、シンプルで飽きのこないデザインとマルチユースな使い勝手等が初心者からベテランキャンパーまで、幅広い支持を集めていることで知られている。今回は、「東京キャンピングカーショー2019」にも出展される主力モデルについて紹介する。

●ディアリオ 充実装備と広々とした荷室を持つ上級モデル

「VR」シリーズの上級モデルとして、普段使いからレジャー、トランスポーターまで手軽に使えるVRシリーズの良さに、FFヒーターや電子レンジ、冷蔵庫等が標準で搭載された「ディアリオ」。充実した装備とトランスポーターのような広い荷室は、初心者からベテランキャンパーまでを納得させるものとなっている。

室内の右側に設えられた横長のキッチンスペースにはシャワーフォーセット付の丸型シンク、上フタ式冷蔵庫と電子レンジを装備する他、ベバスト製FFヒーター等、このクラスのバンコンでは通常オプションとして扱われるものが標準装備される豪華仕様だ。

加えて、140Wソーラーパネルや大容量の2000Wインバーターといった電装品も装備されるので、電子レンジや冷蔵庫をエンジンが停止した状態でも安心して利用できるのも大きなポイントとなっている。

【車両スペック】

乗車定員/就寝人数7名/6名※
登録ナンバー:8※
全長×全幅×全高:4695㎜×1695㎜×2100㎜※
価格:594万円~(税込)※表示はNV350キャラバン・ポップアップルーフ仕様車。乗車定員、登録ナンバー、車両サイズ、価格帯はベース車両の各ボディタイプや仕様によって異なる。

●MRシリーズ ミニバンに充実の車中泊装備を搭載

外観は完全に一般的なミニバンながら、室内は車中泊用の装備がしっかりと備わり、日常使いから車中泊までマルチにこなすユーティリティモデルとして、高い人気を集めているのが「MR(Minivan Revolution)」だ。

トップグレードのMRは、リヤの両側面にキャビネットを配し、ビルトイン電子レンジやシンク&シャワーフォーセットを装備。冬期の車中泊には欠かせないFFヒーターや105Ahサブバッテリー、2000Wのインバーターも標準装備される豪華仕様で、オプション装備を追加することなく、快適な車中泊が可能なモデルになっている。また、ベッド展開が簡単に行えることに特化したトヨタ・シエンタがベースの「MR─Vibes(バイブス)」も設定されている。

【車両スペック】

ベース車両:トヨタ・ヴォクシー/ノア/エスクァイア、日産・セレナ(MR─2のみ)、トヨタ・シエンタ(MR─Vibes)
乗車定員/就寝人数:4~5名/2名
登録ナンバー:5
全長×全幅×全高:4695㎜×1695㎜×1825㎜(4WD:1865㎜)※
価格:MR─S=334万4000円~▽MR─2=330万円(セレナ)~▽MR=405万9000円~▽MR─Vibes=210万6000円~(税込)
※表示はトヨタ・ヴォクシー/ノア/エスクァイア。

●VRシリーズ マルチな使い勝手を実現した一台

「VR」は、本格的な車中泊やレジャーをはじめ、普段使いからトランスポーターまで様々なニーズに1台で応えられるマルチユースぶりが大きな特徴となっている。

トヨタ・ハイエース/レジアスエースと日産・NV350キャラバンをベース車両に、サイズ違いによって名称も異なり、「470」はロングボディ・標準幅、「480」はロングボディ・ワイド幅、「510・520・540」はスーパーロングとなっている。

また、名称に「h」が付くモデルはハイルーフ仕様、「p」はポップアップルーフ仕様となっている。例えば、VR540h タイプ2は、ハイエース/レジアスエースのスーパーロング/ワイドボディでハイルーフ仕様、3列シートを備えたモデルとなっている。

【車両スペック】

ベース車両:トヨタ・ヴォクシー/ノア/エスクァイア、日産・セレナ(MR─2のみ)、トヨタ・シエンタ(MR─Vibes)
乗車定員/就寝人数:4~5名/2名
登録ナンバー:5
全長×全幅×全高:4695㎜×1695㎜×1825㎜(4WD:1865㎜)※
価格:MR─S=334万4000円~▽MR─2=330万円(セレナ)~▽MR=405万9000円~▽MR─Vibes=210万6000円~(税込)
※表示はトヨタ・ヴォクシー/ノア/エスクァイア。

●バンレボ横浜/スーパーバリュー岩槻でアンコールフェア開催

「東京キャンピングカーショー2019」の翌週は直営店の「バンレボ横浜」(横浜市旭区)と、「スーパーバリュー岩槻」(さいたま市岩槻区)の特設会場にて、恒例となっているアンコールフェアが開催される。ショー会場ではゆっくりと車両を見学できなかったという人も、アンコールフェアではゆっくりと見ることができるのが大きなポイントだ。スーパーバリュー岩槻会場は、会場での試乗も可能なので、気になるモデルの乗り心地や車庫入れ等の体験ができるイベントとなっている。

【スーパーバリュー岩槻】住所=埼玉県さいたま市岩槻区大口800
開催時間=10~17時(雨天決行)

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