大雨のため冠水によるロードサービス救援要請が急増!

業界ニュース

一般社団法人 日本自動車連盟(JAF)九州本部は、南部九州で降り続く大雨の影響によるロードサービス要請件数を発表した(速報値、6月30日0時~7月1日17時)。

短時間で局地的に激しい雨が降ったため車両が冠水・水没したことによる救援要請は九州で45件で、県別内訳は鹿児島25件、宮崎4件、熊本16件。中には、冠水路(=水があふれた道路)を走行したことが原因と思われる事例もあるという。

なおJAF九州本部では、クルマの浸水トラブルを防ぐポイントを下記のようにまとめている。

1 大雨・集中豪雨の際はなるべく運転を控えましょう
視界や見通しが悪く危険です。運転する場合は決して無理をしないでください。

2 周囲より低い位置にある道路は避けましょう
地下道やアンダーパス(鉄道などの下を通過する道路)は低い位置にあり、水がたまりやすいため、短時間で水位が上昇する恐れがあります。

3 冠水している道路は避けましょう
比較的水深が浅く(5~10cm程度)ても、水面下の様子は分かりにくく落輪等の危険性が高まります。

4 クルマの保管場所は安全ですか?
周囲より低い駐車場には水がたまりやすいので、安全を確保した上で状況を確認しましょう。

5 万が一、乗車中に浸水してしまったら?
冠水により窓やドアが開かない時やシートベルトがはずれない時のため、ガラス割りハンマーやシートベルトカッターを車内に常備しましょう。