勝田貴元、ヤリスWRCで“WRCクラス”参戦が決定!

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トヨタガズーレーシングは、今季もラリーで世界に挑戦する若手ドライバーを支援するプログラム「トヨタガズーレーシング ラリーチャレンジプログラム」の活動を展開。その育成ドライバーである勝田貴元が、FIA世界ラリー選手権(WRC)第10戦ラリー・ドイチェランド(8月下旬)と第13戦ラリー・スペイン(10月下旬)で、WRCでトップカテゴリーのWRCクラスから参戦することが発表された。

勝田は今季ここまで、WRCのWRC2クラスにR5車両で7戦参戦し、チリでは自身2度目となるクラス優勝を果たした。また、ヤリスWRCで参戦したフィンランドラリー選手権では2戦2勝という結果も残すなど、着実に成長している。シーズン前半での成長度合いを鑑み、シーズン後半の活動内容を、「日本人WRCドライバーの誕生」という本プログラムの目標の早期達成を狙うものに見直し、トップカテゴリーでの参戦が実現した。

このプログラムを監修するトミ・マキネン氏は「今季、WRC2クラスで戦う中で、ドライビング技術の向上と、一貫性を持つことに成長を見せている。彼の成長を見て、次のステップへの準備は整っていると判断した。この2戦はとても大きな挑戦になる。結果を追うことを目標とはせず、ドライビング技術の向上、参戦を通して様々なことを学ぶことを優先させる」と述べた。

「今年ヤリスWRCに乗ってから徐々に手応えを掴みつつある。近い将来WRCトップカテゴリーで戦うためにも、今は焦らず着実に経験を積み、このチャンスを無駄にしないようにしたい。まだまだやるべきことは多いが、必ず最後までやり切りたい」と、勝田は決意を語った。

●勝田貴元(かつた・たかもと)プロフィール
1993年3月17日生まれ、愛知県出身。12歳でカートデビューし、18歳でフォーミュラチャレンジ・ジャパンのチャンピオン獲得。20歳でF3シリーズ2位、2014年からはF3参戦とともに、全日本ラリー選手権にも挑戦、第8戦でJNクラス初優勝。2017年のWRC第7戦・イタリアでWRC2クラス3位で初の表彰台に上り、2018年のWRC第2戦・スウェーデンでWRC2クラス初優勝を果たした。