スバルが生産したヘリコプター「SUBARU BELL 412EPX」警察庁から世界初受注を獲得

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SUBARUとベル・ヘリコプター・テキストロン社(以下ベル社)は、フランスのル・ブルジェ空港で開催中のパリ国際航空ショーにおいて、日本の警察庁から「SUBARU BELL 412EPX」 を1機受注したと発表した。これは今年3 月にSUBARUが落札したもので、SUBARU BELL 412EPX として世界初受注となる。2021 年3月に警察庁への納入後、岩手県警察に配備される。

Bell 412 シリーズは、過酷な運航条件の下でも高い信頼性を誇る中型双発ヘリコプター。2018 年7 月のファンボローエアショー(英国)において、SUBARUとベル社は同シリーズの最新型であり、陸上自衛隊新多用途ヘリコプターの開発プラットフォームであるSUBARU BELL 412EPX の販売協力について発表した。

同機 は、SUBARUが独自開発したレーザーピーニング技術によるメインローターギアボックスの強化をはじめ、ドライラン能力の向上、最大全備重量の増加、マストトルク出力向上等の性能改良によって、さらなる輸送能力と運航効率の向上を提供する。