エクリプス クロスにクリーンディーゼルモデルを追加 わずか2000rpnで最大トルク380Nmを発揮 

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三菱自動車は6月13日、クロスオーバーSUVのエクリプス クロスにクリーンディーゼルエンジン搭載車を追加設定し発売した。8速スポーツモードATとの組み合わせにより、低速から力強く滑らかな加速を発揮し、四輪制御技術による安心して楽しめるドライビングをより一層強化した。

搭載されるクリーンディーゼルエンジンは、環境性能と動力性能を両立した直列4気筒2.2Lコモンレール式DI-Dクリーンディーゼルターボエンジン。最高出力は145PSで、最大トルクの380Nmはわずか2000rpmと、低回転から大きなトルクを発生させる。

最低地上高を含めた車体寸法や最小回転半径もガソリンモデル(1.5Lターボ)と共通。駆動方式は4WDのみで、JC08モード燃費は15.2㎞/L、WLTCモード燃費は14.2㎞/Lとなっている。

エンジンからの排出ガスは尿素SCRシステムにより浄化される。尿素水溶液であるアドブルーを排出ガスに噴射することで、窒素酸化物(NOx)を安定して浄化する。

■あらゆる路面で安定した走行を届けるS-AWC

エクリプス クロスが持つ意のままの走りを安心・安全に支えるのが、S-AWC(スーパー・オール・ホイール・コントロール)と呼ぶ車両運動統合制御システム。

S-AWCは、ドライバーの操作と車両の状態をセンサーで検知し、前後の駆動力配分とブレーキ制御量を決定する。さらに、アクティブヨーコントロール(AYC)と、アクティブスタビリティコントロール(ASC)を統合し、左右輪間の駆動力、制動力を制御。リヤデフにある電子制御カップリングを制御し、走行状況に応じて後輪に駆動力を配分することで、あらゆる路面で安定した走行性能と、リニアなハンドリングを実現している。

エクリプス クロスは昨年3月の発売以来、2019年次「RJCカーオブザイヤー」を受賞するなど、スタイリッシュなクーペフォルムとダイナミックなSUVの機動力を融合させた三菱らしいSUVとして高評を得ており、日本を始め欧州、オセアニア、アセアン、北米等約100カ国以上で販売されている。

なお、グレード展開は、ガソリンモデルと同様「M」「G」「Gプラスパッケージ」で、特別仕様車「ブラックエディション」も設定されている。

【価格(ディーゼルのみ)】M=306万1800円▽G=323万280円▽Gプラスパッケージ=340万3080円[特別仕様車]332万7480円~342万4680円(参考・ガソリンモデル価格、含む特別仕様車)253万9080円~312万8760円