ヤナセ府中支店、新CI「MAR2020」をフルスペック採用

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今回紹介するのは、移転・新築オープンしたばかりのヤナセ府中支店(メルセデス・ベンツ府中)だ。新店舗は、旧店舗と同じく甲州街道沿い(国道20号線)上り線に立地。中央道・調布ICや府中スマートICからクルマで約10分、京王線・府中駅と東府中駅からも徒歩圏内と、さまざまな手段で来店しやすいのも大きなポイントになっている。

ショールームは、メルセデス・ベンツの新CI(コーポレート・アイデンティティ)である「MAR2020」コンセプトのフルスペックを採用。ヤナセが運営するメルセデス・ベンツの店舗としては第1号店となる。

黒基調の店内は落ち着いた雰囲気で、天井までが高く開放感にあふれ、フロアの色はツートーンで来店客の導線(木目)と展示スペース(サーキットの路面のような黒)が明確に分かれている。さらに、歩道沿いに広がる車両展示スペースは8台(従来4台)に拡大され、より多くのモデルに触れることができる。

店内各所にデジタルディスプレイが置かれ、中でも目を引くのは大型マルチディスプレイ「メディアウォール」で、まさに壁一面、55インチモニターを18台連結したもの。展示車に合わせたコンテンツを用い、メルセデス・ベンツの世界観や魅力を大迫力画面で発信する。

この他、遮音性に優れた静かな商談ルームや一人で来店しても寛げるソファー等も設け、来店状況に応じた心地よさを提供している。

大迫力の映像を体感できるマルチディスプレイ「メディアウォール」

旧店舗を知るお客様から「ショールームも大きくなり洗練された空間で居心地も良い」と、新店舗の評判も上々と語るのは多勢竜一支店長。中でも、新店舗から設置された納車スペース「ハンドオーバー」が非常に好評で「専用の納車スペースができたこともあって、今は7割ぐらいが店頭納車となっています」と、想像以上の反響に驚きを見せていた。

また、2階にある冷暖房完備の整備工場は7ベイを擁し、クルマの滞留時間も減少し「仕事がしやすくなったことで、お客様に質の高いサービスを提供できる環境が整えられた」と、顧客だけでなく従業員にも〝新店舗効果〟が大きいと語った。

今後の展望について多勢支店長は「既存のお客様でもまだ新店舗にいらしていない方もいる。そういった方に向けた来店誘致活動を強化するとともに、出張展示会等のイベントを通じて新規ユーザーを獲得したい」と述べ、府中支店の認知度向上にも力を入れていくと語った。

【店舗概要】

住所=東京都府中市緑町2-12-7▽電話=042-365-8500▽営業時間=9時30分~19時(土日と祝日は18時まで。月曜日定休)

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