Bクラスがフルモデルチェンジ MBUX搭載やユーティリティ向上でさらに機能アップ

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メルセデス・ベンツ日本は6月6日、マルチパーパスコンパクトの「Bクラス」のフルモデルチェンジを発表し予約受注を開始した。

7年ぶりにフルモデルチェンジしたBクラスは、広い室内空間と優れた利便性という特徴をさらに進化させ、内外装デザインを刷新するとともに、マルチメディアシステムのMBUX(メルセデス・ベンツユーザーエクスペリエンス)や、フラッグシップモデルのSクラス同等の安全運転支援システムを採用した。

パワーユニットは、直列4気筒1・4ℓガソリンターボ+7速DCT(7月納車開始予定)と、直列4気筒2・0ℓディーゼルターボ+8速DCT(10月納車開始予定)の2タイプがある。

エクステリアデザインは、メルセデス・ベンツの新しい基本思想により、ラインやエッジを大幅に削減した輪郭を採用。空力性能も改善され、Cd値は0・24を達成した(欧州仕様参考値)。

インテリアはAクラスの基本デザインを踏襲した、モダンかつアバンギャルドなもの。ダッシュボード中央部と助手席前部の一部が切り取られているように、凹んでいるデザインがBクラスの特長だ。

MBUXは、人工知能による学習機能を持ち、特定のユーザーに適応する個別対応能力を持ち、クルマとの心の結びつきも育む。〝ハイ、メルセデス〟で起動する自然対話式音声認識機能を持つ。スマートフォンのコネクティビリティ関連の機能も拡張され、Qi規格対応機種のワイヤレスチャージング機能も前席に標準装備している。

Sクラスと同等の安全運転支援システムはオプションとして設定。Bクラスとしては、新たにステアリングアシストが採用された。車線が不明瞭な道路でも車線のカーブと先行車を認識し、車間を維持しながらステアリング操作をアシストする「アクティブステアリングアシスト」や、高速道路走行中に自動的に車線を変更する「アクティブレーンチェンジアシスト」等が採用されている。

【価格】B180(ガソリン)=384万円▽B200d(ディーゼル)=422万円※▽※消費税率10%での税込み価格