【気ままにドライブ】BMW・X2で個性あふれる秩父の道の駅を巡る旅

レジャー ドライブ

※本稿は2019年4月に週刊Car&レジャーに掲載したものです

豊かな自然、それを生かしたアクティビティ、蕎麦に代表されるおいしい食事、そしてパワースポットといった観光地としての魅力はもちろん、ドライブルートとしておすすめしたいのが、埼玉県秩父だ。このコーナーでも幾度か紹介しているが、今回は秩父にある道の駅を巡るルートを訪れることにした。今回のドライブに連れ出したのは、BMW・X2だ。

埼玉県西部に位置し、険しい山々とそこから流れ出す川が作り出す、豊かな自然が魅力の秩父地域。東京からのアクセスは、関越道を利用して花園ICを下りて国道140号線を山梨県方面へと走るか、圏央道狭山日高ICを下りて国道299号線を走るか、2ルートがある。今回は、圏央道ルートを選んだ。

国道299号線は地図で見るとかなりのワインディングに見えるが、走ってみるとタイトと呼べるようなコーナーもなく、自然を眺めながらの快適なドライビングルートとなっている。BMW・X2はそもそもスポーティという素性を持つが、さらにスポーティなシャシーを与えられたMスポーツXだったこともあり、ワインディングを軽快に走り抜けた。2・0Lターボガソリンエンジンもパワー、レスポンスともにその走りをさらに愉しいものへと引き上げてくれた。

Mスポーツサスペンションの採用により、引き締められた足回り。若干の硬さを感じるが、ハンドリングはまさにスポーティ

まず最初に訪れたのは国道299号線のワインディングも終盤を迎えた頃に見えてくる「道の駅・果樹公園あしがくぼ」。ここは以前にも紹介しているが、横瀬川がそばを流れておりのんびりと過ごせるほか、秩父名物「ずりあげうどん」を食べることができるスポットだ。

好みの薬味を入れ、醤油を加え、ゆで汁で調整して味わう秩父名物ずりあげうどん。写真はずりあげうどんかき揚げセット(700円)

続いては国道299号線と国道140号線という、秩父を貫く二つの国道が交差するところにある「道の駅ちちぶ」を訪れた。道の駅としてはちょっと珍しい洋風な建物だが、様々な秩父名物を堪能でき、また、秩父の情報を手に入れることができる。

秩父市街地にある「道の駅・ちちぶ」。地下水を汲むことができるちちぶの水、秩父そばの会(食事処)などがある

秩父は大きなダムが四つある地域としても有名。やはり以前訪れている「秩父さくら湖(浦山ダム)」へと足を運んだが、ここはダム直下に駐車場がありダムを下から眺めることが可能。また、ダム内部に資料館やギャラリーもある。続いて国道140号線を山梨県方面へと進んでいくとのどかな里山風景が広がる「道の駅・あらかわ」がある。周辺では花ハス、ミズバショウ、カタクリといった花々を愉しめる。

埼玉県の道の駅第1号でもある「道の駅・あらかわ」。埼玉県あらかわビジターセンターを併設

そのまま山梨方面へと進むと「道の駅・大滝温泉」、秩父鉄道終点の三峰口駅付近から北へと向かう県道37号線沿いには「道の駅・両神温泉薬師の湯」、日帰り温泉を併設した二つの道の駅がある。いずれも自然に囲まれた温泉でリフレッシュできること間違いなし。

あと少しで山梨県、そんな奥秩父にある「道の駅・大滝温泉」。周囲の豊かな自然がポイント。もちろん、日帰り温泉施設あり

そのまま140号線を走っていくと山梨県塩山へと抜けられるため、行きは圏央道、もしくは関越道、帰りは中央道で、なんてドライブルートもオススメだ。もし、5月下旬~6月上旬に秩父を訪れるならば、昨年紹介した東秩父へと足を運んでみることをオススメしたい。この時期、東秩父の標高500mの高原に、約1000万本のポピーが咲き誇る「天空のポピー」が開催されているから。なだらかな斜面に咲くたくさんのポピーは壮大そのものだ。

■試乗車車両紹介

BMW・X2 xDrive20i MSportX▽パワーユニット=直列4気筒2・0Lガソリンターボ、4WD、8速AT▽乗車定員=5名▽全行程走行距離=250㎞▽燃費=13・3㎞/L

[吉田直志]

四輪駆動車専門誌、デジタルカルチャー誌の編集部を経て、フリーライターに。現在は新型モデルの評価を軸に、自動車雑誌のほか、ファッション誌にも寄稿。