【スーパーフォーミュラ第2戦】関口が今季初優勝

業界ニュース

5月19日、オートポリス(大分県)で開催された全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦は、16番手からスタートした関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が優勝。昨年の第6戦岡山以来の勝利となった。(Photo:Sutton Photographic)

前日の公式予選は激しい雨に見舞われキャンセルされ、決勝日の午前に予選が行われるなど波乱の幕開けとなったスーパーフォーミュラ第2戦。しかし、決勝日の午前中も激しい雨と風は変わらず、まともにタイムアタックできなかったマシンも多く、開幕戦に続いて混戦となることが予想された。

が、午後になると天候は落ち着き、路面もほぼドライに。その中で午後2時に決勝レースはスタートした。

PPの国本(KONDO RACING)を先頭に周回が開始されるが、オープニングラップを終えるとタイヤ交換にピットに戻るマシンもあり、コース上は混乱。ティクトゥム(TEAM MUGEN)がスピンを喫しコース上に止まってしまったため、早くもセーフティカーが導入された。

このセーフティカー導入で、多くのマシンがピットに戻りタイヤを交換。このため序盤からポジションが大きく入れ替わることとなった。その中で16番手と後方からのスタートとなった関口はコース上にステイ。7周を終えたところでレースが再開されると、トップの国本に続き2番手に浮上した。

が、国本は雨寄りのセッティングがたたり、ペースが上がらない。13周目に関口が国本を捉え、逆転に成功した。

トップに立った関口は猛プッシュを続け、2番手以下を大きく引き離す。45秒ものマージンを稼いだ40周目にピットに入ったが、トップのままコースに復帰、終盤も安定した走りを見せてそのままゴール。今季初の優勝を飾った。

Tagged