トヨタ、マークXの生産を年内で終了 〝感謝を込めた〟特別仕様車を発売

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トヨタ自動車は、マークXを2019年12月をもって生産終了となることを発表するとともに、特別仕様車 250S“Final Edition”ならびに250S Four“Final Edition”を設定し、発売を開始した。

マークXは、1968年に前身モデルであるマークⅡとして登場以来50年以上の歴史を持っていたが、2019年12月をもって生産終了となる。ファミリーカーから始まったマークⅡは時代の変化を敏感に察知し、容姿も進化しながらFRセダンの中心的存在として歩んできた。2004年にマークXに改名以降は、さらなる高みを目指し、「美しく」そして「意のままの走り」ができるクルマとしてこれまでその名を刻み続けてきたが、最後に感謝を込めて特別仕様車を設定したとしている。

外装はスパッタリング塗装の18インチアルミホイールを特別装備(2WD)するとともに、ダークメッキのフロントバンパーモールを採用し、洗練された上質感を創出。外板色には、ホワイトパールクリスタルシャイン、シルバーメタリック、プレシャスブラックパー2の全3色を設定。

内装には、ブラックとレッドを配色したアルカンターラ+合成皮革シート表皮と、レッドを配色したソフトレザードアトリム表皮を採用。さらに、本革巻き4本スポークステアリングホイール、シフトブーツ、インサイドドアグリップ、フロントコンソールボックスなどの随所にレッドステッチを施すことで、スポーティな印象を際立たせた。

また、駐車時の接触や衝突の回避に貢献する「クリアランスソナー&バックソナー」を標準装備し、デザインだけでなく安全性能の充実を図った仕様とした。

価格は333万1800円~348万9480円。