ネッツトヨタ東京 2拠点目となるGR Garage東京北池袋をオープン

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ネッツトヨタ東京(片山守社長)は3月28日、GR Garage東京三鷹(13日オープン)に続き、GR Garage東京北池袋(写真右)をオープンした。1販社で複数のGR店舗を開設するのは全国で初めて。

新拠点は、山手通りの国道17号線交差点(仲宿)と国道254号線交差点(熊野町)のほぼ中間に立地し、同社の新車販売拠点、TOWN PORT北池袋に併設され、共同運営という形をとる。

なお、同社は4月1日以降トヨタモビリティ東京となり、新会社発足後も城東地区と城南地区へのGR店舗の開設を計画している。これでGR店舗は計4拠点となり、〝ドライブタイム30分〟でGR店舗に駆け付けられる体制を整え、都内全域のモータースポーツ志向の顧客を受け入れる。

店内の什器やキービジュアルには赤、黒、白のGRカラーが採用され、商談テーブルには最適かつタイムリーな提案ができるよう、専用モニターが設置されている。さらに、ゆったりとくつろげるラウンジや、auのプロスタッフが駐在するauカウンターも置かれる。バックヤードには、GR専用のサービスストール(1基)が設置され、カスタマイズやメンテナンスに対応する。

黒、赤、白を基調とした店内。ドライビングシミュレーターも設置した

また、店内には東京三鷹に続き、グランツーリスモが楽しめるドライビングシミュレーターも配置され、同社4拠点のみならず全国のGR拠点とネットワークでつなぎ〝対戦〟も楽しめるようにする予定だ。

同日行われたオープンセレモニーで、片山社長は「新車店舗との共同運営で、収益の出せるGRガレージのビジネスモデルを構築したい。先日のスープラ展示会では、我々と接点のないお客様が多く来店され、こうした〝クルマ目的〟のお客様を通して、町いちばんのお店を目指したい」と、新拠点に期待を寄せた。

来賓のトヨタ自動車GR統括部・佐藤潤グループ長は「今年はGR飛躍の年、魅力ある商品と新たな施策で盛り上げたい」と挨拶した。

店舗を任される中澤昌満ゼネラルマネジャー(TOWN PORT)と伊藤満セールスマネジャー(GR Garage)が「より多くのファンづくりに全力で取り組みます」と、力強く決意表明しセレモニーを締めくくった。

専用のサービスストール。壁のサインボードは東京若林にあったもの

【店舗概要】
所在地=東京都板橋区大山金井町7-8▽敷地面積=1937㎡▽延べ床面積=2200㎡▽来店客駐車場=5台▽専用ストール=1基