三井不動産リアルティ、コカ・コーラボトラーズ、日本赤十字社が協定を締結

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三井不動産リアルティは3月26日、日本赤十字社(日赤)及びコカ・コーラボトラーズジャパンと、同社が運営する三井のリパークにおける赤十字災害支援寄付つき自動販売機の設置に関する協定を締結した。

この協定は、コカ・コーラボトラー各社がリパークの駐車場に設置する支援自販機から得られる収益の一部を日赤に寄付するもので、4月1日から、全国のリパーク駐車場に設置している約1800台の自販機を、支援自販機として運営する。なお、日赤が特定の企業・団体と協働した支援自販機の設置台数としては、過去最大規模となる。

三井不動産リアルティの片岡純市常務は「我々は社会基盤事業を担っているので、社会にどう貢献できるか常に考えて事業を行うべき」と述べ、コカ・コーラボトラーズジャパンの藤原義樹執行役員は「地域密着と顧客起点を経営の方針として標榜しており、今回の活動はこれにあたるもの」と、それぞれ今回の協定締結の意義と背景を語った。

日赤はこの寄付金で災害救護訓練や、防災・減災を目的としたセミナー活動を行うほか、大規模災害発生時には義援金として活用される。日赤の大塚義治副社長は「両社のご支援は精神的な大きな励ましであり、励みになることだ。ご支援をいただく以上は、その信頼に応えることを肝に銘じ、今後も災害救護、減災活動に懸命に取り組んでいく」と決意を語った。