トヨタハートフルプラザ横浜、福祉車両大展示会2019

イベント

ウエインズグループの販売会社3社(横浜トヨペット、トヨタカローラ神奈川、ネッツトヨタ神奈川)とキャルティは3月16日と17日、福祉車両大展示会2019をトヨタハートフルプラザ横浜(中区山下町)で開催。実車確認を目的とした来場者が、2日間で47組95名来場する盛況だった。

このイベントは定期的に開催している展示会で、通常の展示車両に加えて、日頃問い合わせの多い車両を追加し全13台を展示し、実際の使い勝手を体感してもらった。

また、通常はシミュレーターのみ展示している手動運転補助装置について、プリウスとタンクをベースに専門メーカー2社(ミクニライフ&オート、フジコン)の手動運転補助装置を取り付けた車両と、専門スタッフが常駐し、来場者の相談に対応するカスタマイズ車両説明会も開催した。

ハイエースは二つの仕様を並べて展示し比較しやすくした

さらに、障がいを持つ方々(6団体、1個人)のコラボレーションとして、手作りパンやオリジナル製品の物販も行った(各日3~4ブースを出展、写真右)。

ウェルキャブに関して問い合わせが多いモデルは、シエンタ・車いす仕様車(タイプⅢ)とハイエース・車いす仕様車(タイプAS)で、特にハイエースは特別展示のASタイプと、従来から展示されているBタイプを並べて展示し、細かな仕様の違いを比べられるようにした。

シエンタ・車いす仕様車(タイプⅢ)は、車いすのまま乗降できるほか、助手席回転チルトシートを標準装備し、より多くの人に快適な移動を提供できる。

また、イベントの開催告知は従来の方法に加え、今回初めて横浜の地域情報を発信するWEBマガジンも活用した。

手動運転補助装置と車いす収納装置を取り付けたミクニライフ&オートの車両