【東京キャンピングカーショー2018】ナッツRV、クレソンボヤージュEVOLITE 登場

キャンピングカー

キャンピングカーメーカー最大手、ナッツRVが「東京キャンピングカーショー2018」で注目のモデル「クレソンボヤージュEVOLITE」を披露する。同社は近年、キャンピングカーの電力の使い勝手向上を目的とした電装システムの見直しを図っており、その集大成として2016年に急速充電システム「EVOLUTION(EVO)」を発表。高い評価を得ている。今回披露されるクレソンボヤージュEVOLITEは、そのEVOシステムの普及版ともいえる新しい「EVOLITE」電装システムを搭載。キャンピングカーファンからの期待値も高く、ショー注目の一台になりそうだ。

キャンピングカーは、電気を使う様々な装備や電化製品を備えることで成り立っている。しかし、電化製品を自由に使用したり増やしたりすれば、利便性・快適性が向上する反面、電力消費量のアップにもつながる。ユーザーからも「サブバッテリーの電気残量はいつも気になるね」という声も少なからずあった。

そこでナッツRVは、電力の使い勝手を大幅に向上させた画期的な電装システム「EVOシステム」を開発。バッテリーの大容量化といった従来の解決法とは異なり、充電効率を最大限高めることで急速充電を実現させ、ストレスなく電気を使用できるシステムを誕生させた。

搭載モデルは現在、ボーダーやクレアシリーズといったナッツRVでもハイエンドに位置するモデルのみ。その評価の高さが認知されてきた最近では、EVOシステム未設定の、特に販売台数が多い「クレソンボヤージュ」のオーナーから、「自分のクルマにも付かないのか」という声が多かったという。そこで今年、電気のスペシャリスト、開発部の高橋氏を中心にEVOシステムをさらに見直し、クレソンボヤージュにもセッティングでき、かつ価格も抑えた新しい電装システム「EVOLITE」を開発。待望の搭載モデル「クレソンボヤージュEVOLITE」が誕生した。

(常設ダブルベッドのタイプX室内)

●EVOシステムが優れている理由

EVOLITEの特徴に触れる前に、まず元となったEVOシステムについて紹介しよう。同システムを一言でいうと「従来よりもサブバッテリーの回復が驚異的に早くなる電装システム」となる。
例えば、バッテリーを使い切っても、エンジンを4〜5時間アイドリングするだけで、3個のサブバッテリーが空の状態からほぼ満充電に回復。もちろん走行すれば充電時間はさらに短縮するという従来のキャンピングカーでは考えられない驚異的な電力のリカバリースピードを実現する。
さらに、アイドリング状態を維持すれば、インバーターから供給される100Vの電力を使用し、サブバッテリーの電気残量を気にすることなく家庭用エアコンを継続使用できるのだ。

●EVOシステムのノウハウに既製品をプラス

そしてEVOLITEは、このEVOシステムで培ったノウハウをもとに、電子制御を担うシステム部をCTEK製のサブバッテリー走行充電システムへと変換。既製品を使うことで価格やスペースを抑えつつも、EVOシステムに近いサブバッテリーへの高効率充電を実現した。ちなみにCTEK社とは、全世界で400万台以上の販売実績を誇る、スウェーデンの高性能バッテリーチャージャーメーカーだ。
使用感としては、走行中の家庭用エアコンは問題なく継続使用可能。アイドリング時は、外気温にもよるが、ほぼストレスなく使える。エンジン停止時はサブバッテリーの電源を使うことで、例えばバッテリー3個が満充電の場合、一晩で8時間から10時間ほど家庭用エアコンを作動できる。もちろん翌日にクルマを走らせれば、サブバッテリーは満充電になる。

●EVOLITEでペットとの旅も安心

クレソンボヤージュEVOLITEには、家庭用エアコンをはじめ、電子レンジや90ℓの冷蔵庫等が標準装備される。そしてEVOLITEの恩恵で、この快適装備がストレスなく使用でき、シーズンを問わず快適な旅が楽しめる。
また、家庭用エアコンが求められるシーンは、実はペットに関連していることが多く、例えば、旅先での昼食等でオーナーがクルマを離れる際、夏季は車内で留守番をするペットのために使うといった感じだ。
内装レイアウトは、通常モデルと同じく3タイプを設定。高品質なヨーロッパ製パーツも随所に採用されており、家具色もPVC加工技術により4タイプから選べる。また、自社の生産ラインを海外に持つナッツRVだからできる、質の高さとコストパフォーマンスに優れた価格設定等、クレソンボヤージュEVOLITEは同クラスのモデルと比べても、一歩抜け出た存在になったといえる。

(常設2段ベッドのタイプW室内)

「車両スペック」ベース車両:トヨタ・カムロード
乗車定員/就寝人数:7名/6名
登録ナンバー:8
全長×全幅×全高:4990㎜×2070㎜×2900㎜
価格:629万5400円〜(税別)

東京キャンピングカーショー2018トップページ→http://www.car-l.net/media/2018/07/21/3341

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