神奈川トヨタ自動車、小田原に新中統合の大型店舗を開設

店舗

神奈川トヨタ自動車(市川英治社長)は4月21日、小田原地域の新車・中古車3店舗を統合した新「小田原店」の営業を開始した。

新店舗は、新車・U—Car併売店舗となっており、屋根付きの屋外展示場が外観上の大きな特徴でもある。ここには、状況に応じて新車、U—Car、福祉車両を適宜台数展示。スタッフは新車、U—Carの担当分けがなく、ニーズに応じた提案を行う。また、このスペースをイベント等に活用することも視野に入れている。

店内入口近くには、ナンバーキャッチシステムを配置し、おもてなし支援システムと連動させ、来店客の用件や状況は全スタッフが把握できるようになっている。

ショールームは商談とくつろぎの空間に特化。壁面には55型9面大型マルチモニターが設置され、高精細4K画像によるデジタルカタログが、ボディの艶やシートの質感までも〝原寸〟近くで表示される。さらに、モニターには地域情報が放映される他、ショールーム各部には箱根の伝統工芸品、寄せ木細工をモチーフにした装飾も取入れた。

正面が大型9面マルチモニター

また、ショールーム奥には、地域住民が会議等に利用できる(予約制)コミュニケーションスポットも併設され〝地域密着型〟を具現化している。

整備工場は、入庫/出庫口を個別に設けた〝一方通行〟とし、それぞれ自動シートシャッターにより、空調の能力も向上し、エンジニアの健康面にも配慮した。

また、11ある整備ストールの中には、短時間車検専用ストールの他、マイクロバスやトラック専用リフト、最新の四輪アライメントテスター(通称ハンター)もあり、整備品質向上や時間短縮を実現した。

【店舗概要】 所在地=小田原市中里288▽構造=地上2階+屋上駐車場▽敷地面積=5572・20㎡▽延べ床面積=3340・03㎡▽ショールーム面積=489・01㎡▽屋外展示場=948・36㎡▽整備工場=723・02㎡▽ストール数=11(含大型ストール、重整備ストール各1)+検査ライン▽駐車台数=105(含屋上駐車場)▽来店客用駐車台数=14台(含障がい者用1)▽スタッフ数=店長以下40名